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    入浴・サウナは心臓に良い?悪い? 高血圧・心不全・不整脈・ヒートショックまで循環器専門医が最新研究をもとに解説【2026年版】福本医院(大阪市中央区・心斎橋)

    この記事のポイント

    • ♨️ 入浴は血圧管理に役立つ可能性
    • ❤️ サウナと心血管疾患の最新研究
    • 🔢 サウナは週何回が目安?頻度と心血管リスクの関係
    • 🩺 高血圧・心不全・不整脈での注意点
    • 🧊 水風呂・外気浴は無理をしない
    • ⚠️ 入浴中の死亡者数は交通事故の約7倍——ヒートショックの真のリスク
    • 🚿 ヒートショックを予防する入浴法
    • 🌏 世界が注目する日本のお風呂文化

     

    Key Points

    • ♨️ Hot-water bathing may help support healthy blood pressure
    • ❤️ Latest research on sauna bathing and cardiovascular health
    • 🔢 How often should you use a sauna? Frequency and cardiovascular risk
    • 🩺 Important precautions for hypertension, heart failure, and arrhythmias
    • 🧊 Avoid excessive cold-water immersion and overcooling after sauna
    • ⚠️ Bath-related deaths are approximately 7 times higher than traffic fatalities in Japan
    • 🚿 Safe bathing habits to prevent heat shock
    • 🌏 Japanese bathing culture is gaining worldwide medical attention

     

     

    福本医院公式キャラクターの「いのぱぱ」「いのにい」「いのっち」が夕方の屋内温泉で濁り湯に浸かり、安全な入浴方法を紹介する3Dイラスト。湯温41℃、入浴時間10分の目安を表示し、循環器専門医が推奨する安全な入浴習慣を解説しています。

    福本医院公式キャラクター「いのぱぱ」「いのにい」「いのっち」が、夕方の屋内温泉でリラックス。適切な湯温(41℃以下)と入浴時間(約10分)を守ることは、ヒートショック予防や循環器疾患のある方にも重要なポイントです。

     

    はじめに

    日本人にとって、お風呂は毎日の生活に欠かせない文化です。

    湯船にゆっくり浸かることで体が温まり、疲れが取れたと感じる方も多いでしょう。また近年ではサウナ人気も高まり、「ととのう」という言葉も広く知られるようになりました。

    一方で、

    • 高血圧でもお風呂に入ってよい?
    • 心不全患者はサウナに入れる?
    • 心房細動があっても大丈夫?
    • サウナ後の水風呂は安全?
    • ヒートショックはなぜ起こる?

    など、不安を感じる方も少なくありません。

    近年、フィンランド、日本、欧米を中心に入浴やサウナに関する研究が急速に進み、循環器疾患との関係について多くの科学的知見が蓄積されています。

    この記事では、循環器専門医の立場から、最新の医学研究をもとに、安全な入浴・サウナの楽しみ方についてわかりやすく解説します。

     

    入浴すると体では何が起こる?

    40℃前後のお湯に入ると、体では次のような変化が起こります。

    • 血管が広がる(血管拡張)
    • 血流が増える
    • 心拍数がやや増える
    • 血圧が緩やかに低下する
    • 副交感神経が優位になりリラックスする

    このような反応により、筋肉の緊張がほぐれ、血流改善やリラックス効果が期待されます。

     

    入浴は高血圧に良い?

    近年の研究では、適切な温度・時間での入浴は血圧管理に役立つ可能性が報告されています。

    温熱療法のメタ解析では、サウナや温水浴は収縮期血圧・拡張期血圧の低下や血管内皮機能の改善と関連していました。

    また、日本人を対象とした研究では、週5回以上の入浴習慣は動脈硬化指標や心血管機能の維持と関連する可能性が示されています。

    ただし、

    • 極端な高温
    • 長時間入浴
    • 脱水

    は逆効果になることもあります。

     

    サウナは心臓に良い?

    世界で最も有名なのがフィンランドの前向きコホート研究です。 約2,300人を20年間追跡した結果、サウナ利用頻度が高い人ほど

    • 突然死
    • 心血管死亡
    • 冠動脈疾患死亡
    • 総死亡

    が少ないという関連が報告されました。

    ただし、この研究は観察研究であり、「サウナが寿命を延ばす」と証明したものではありません。 健康的な生活習慣を持つ人ほどサウナを利用していた可能性なども考慮する必要があります。

    週何回が目安?頻度による違い

    同じ研究グループによる2018年のレビュー論文(Mayo Clinic Proceedings)では、サウナ利用頻度と心血管リスクの関係がより詳しく整理されています。

    週1回の利用と比べると、週4〜7回利用するグループでは心血管死亡リスクが約50%低かったという関連が示されています。また、1回あたりの入浴時間が19分以上のグループでは、11分未満のグループと比べてリスクがより低い傾向も報告されています。

    ただし、これらはあくまでフィンランド人男性を対象とした観察データです。日本人への直接の適用には注意が必要です。

    日本人のデータはある?

    日本人を対象とした研究は、欧米のサウナ研究と比べるとまだ数が限られています。ただし、入浴習慣全般については、日本人873人を対象とした研究(Scientific Reports, 2018)で、週5回以上の入浴習慣が動脈硬化指標や心血管機能の維持と関連する可能性が報告されています(参考文献6)。

    日本のお風呂文化は、毎日湯船に浸かるという点でフィンランドのサウナ文化と共通する「習慣的な温熱刺激」という側面を持っています。日本独自の入浴習慣と心血管健康との関係は、今後さらなる研究が期待される分野です。

    なお、サウナ利用の効果を最大限に引き出すには、十分な水分補給・飲酒を避けること・体調に合わせた無理のない利用が前提となります。

     

    福本医院公式キャラクター「いのばあ」と「いのねえ」が木造サウナで気持ちよく汗を流している3Dイラスト。サウナ後の水分補給の大切さを紹介し、安全なサウナ利用を呼びかけています。

    福本医院公式キャラクター「いのばあ」と「いのねえ」がサウナでリラックス。サウナでは汗とともに多くの水分が失われるため、入浴前後の十分な水分補給が大切です。無理をせず、自分の体調に合わせてサウナを楽しみましょう。

     

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    心不全患者はサウナに入れる?

    ここで重要なのが「和温療法」です。

    和温療法は約60℃の低温サウナを用いた医療用温熱療法で、日本で開発されました。

    慢性心不全患者では、

    • 血管内皮機能改善
    • 血流改善
    • 運動耐容能改善
    • 症状改善

    などが報告されています。

    一方、一般的な高温サウナとは条件が異なります。

    急性心不全や症状が不安定な患者さんではサウナは勧められません。

     

    心房細動・不整脈では?

    サウナや入浴そのものが心房細動を起こすという強い証拠はありません。

    しかし、

    • 脱水
    • 飲酒後
    • 長時間サウナ
    • 強い温冷刺激

    では不整脈を誘発しやすくなる可能性があります。

    特に心房細動のある方では、水分補給を十分に行い、無理のない入浴を心掛けましょう。

     

    サウナ後の水風呂は安全?

    水風呂では血管が急速に収縮し、一時的に血圧が上昇します。サウナで下がった血圧が水風呂によって再上昇するというこの変化は、健康な人では通常問題になりませんが、循環器疾患のある方では注意が必要です。

    安定した心疾患患者ではどうか?

    ヨーロッパ予防循環器学会誌(European Journal of Preventive Cardiology, 2016)に掲載されたRadtkeらの研究では、慢性心不全患者・冠動脈疾患患者・健常者を対象に、フィンランド式サウナ(約80℃・20分)のあとに冷水浴(約20℃・1分)を行った際の循環動態を詳しく測定しました(参考文献10)。

    結果として、

    • サウナ中は血圧が低下し、心拍数が上昇
    • 水風呂では血圧が再び上昇し、心拍数はやや低下
    • 安定した慢性心不全・冠動脈疾患患者では、重篤な不整脈や過度な交感神経の亢進は認められなかった

    ことが報告されています。

    この結果は「症状が安定していれば、水風呂が即座に危険というわけではない」という一定の根拠になります。

    ただし、重要な前提条件があります。

    この研究はあくまで「症状が安定した」患者を対象としたものです。以下のケースでは安全性が確認されておらず、水風呂は避けるべきです。

    • 急性心筋梗塞・治療直後
    • 不安定狭心症
    • 急性心不全・症状が不安定な心不全

    また、研究対象は医療管理下の患者であり、日常のサウナ施設での水風呂利用とは条件が異なる点にも注意が必要です。

    外気浴だけでも「ととのう」効果は十分

    水風呂に入らなくても、サウナ後に涼しい場所でゆっくり休憩し、体温を自然に下げる「外気浴」だけでリラックス効果を感じる方は多くいます。循環器疾患のある方や高齢者では、無理に水風呂へ入る必要はありません。

    体調・病状に合わせた判断を

    「自分は水風呂に入っても大丈夫か?」と気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。病状や服薬状況に応じて、安全なサウナ・入浴の楽しみ方をご一緒に考えます。

     

    ヒートショックとは?

    冬場の寒い脱衣所から熱い浴槽へ入ると、血圧が大きく変動します。これが「ヒートショック」です。

    実は、交通事故より多い?入浴中の死亡者数

    あまり知られていませんが、入浴中の死亡事故は日本で非常に多く発生しています。

    消費者庁の推計によると、年間約19,000人が入浴中に亡くなっているとされています(参考文献11)。これは交通事故死亡者数(年間約2,600人・2023年)と比べても大幅に多い数字です。

    その多くは65歳以上の高齢者で、冬場に集中する傾向があります。

    なぜ血圧が急変動するのか?

    ヒートショックが起こるメカニズムはシンプルです。

    • 寒い脱衣所・浴室→血管が収縮→血圧が急上昇
    • 熱い湯船に入る→血管が拡張→血圧が急低下
    • 湯船から急に立ち上がる→さらに血圧が変動

    この急激な血圧の乱高下が、失神・溺水・心筋梗塞・脳卒中につながることがあります。特に高血圧・糖尿病・動脈硬化のある方はリスクが高くなります。

    ヒートショックが起きやすい条件

    以下に当てはまる方は特に注意が必要です。

    • 65歳以上
    • 高血圧・糖尿病・脂質異常症がある
    • 飲酒後に入浴する習慣がある
    • 熱いお湯(42℃以上)が好き
    • 冬場に寒い脱衣所・浴室で着替える
    • 一人で入浴することが多い

     

    安全な入浴方法

    循環器専門医としておすすめする入浴方法です。

    • 湯温40〜41℃
    • 入浴時間10分程度
    • 入浴前後に水分補給
    • 飲酒後は避ける
    • 脱衣所を暖める
    • 急に立ち上がらない
    • 発熱時や脱水時は控える

    高齢者では家族へ一声かけてから入浴するとより安心です。

     

    世界から見た日本のお風呂文化

    日本では毎日湯船に浸かる文化があります。

    欧米ではシャワー中心の国も多く、日本のような毎日の温浴習慣は珍しい存在です。

    近年、日本の入浴文化は医学研究の対象にもなっており、血圧や血管機能、生活習慣病との関連について世界中で研究が進んでいます。

    適切な入浴は、日本が世界に誇る健康文化の一つと言えるかもしれません。

     

    English Summary

    Japanese Bathing Culture and Cardiovascular Health: Evidence-Based Guide by a Cardiologist

    Hot-water bathing is a cornerstone of daily life in Japan, and its cardiovascular effects have become a growing focus of international medical research.

    What happens to the body during bathing? Immersion in water at approximately 40°C causes vasodilation, increased blood flow, mild elevation of heart rate, and gradual reduction in blood pressure, with activation of the parasympathetic nervous system.

    Sauna and cardiovascular mortality A landmark prospective cohort study of 2,315 Finnish men followed for approximately 20 years (Laukkanen et al., JAMA Internal Medicine, 2015) found that higher sauna frequency was associated with lower risks of sudden cardiac death, cardiovascular mortality, coronary artery disease mortality, and all-cause mortality. A subsequent review (Mayo Clinic Proceedings, 2018) reported that sauna use 4–7 times per week was associated with approximately 50% lower cardiovascular mortality risk compared to once-weekly use. These findings are observational and do not establish causation.

    Japanese bathing data A Japanese study of 873 participants (Kohara et al., Scientific Reports, 2018) found that bathing five or more times per week was associated with maintenance of cardiovascular function and arterial stiffness markers.

    Cold-water immersion after sauna A study by Radtke et al. (European Journal of Preventive Cardiology, 2016) examined hemodynamic responses to Finnish sauna followed by cold-water immersion in patients with stable chronic heart failure, coronary artery disease, and healthy controls. No serious arrhythmias or excessive sympathetic activation were observed in stable patients. Cold-water immersion should be avoided in acute myocardial infarction, unstable angina, and acute heart failure.

    Heat shock: a serious public health concern in Japan According to the Consumer Affairs Agency of Japan, approximately 19,000 people die annually in bath-related incidents — roughly seven times the number of traffic fatalities. Most victims are aged 65 or older, with incidents concentrated in winter months. Heat shock is caused by rapid blood pressure fluctuation triggered by moving between cold changing rooms and hot baths.

    Safe bathing recommendations Water temperature: 40–41°C / Duration: approximately 10 minutes / Adequate hydration before and after / Avoid bathing after alcohol consumption / Warm the changing room / Rise slowly to avoid orthostatic hypotension.

    About the author This article was written by Dr. Atsushi Fukumoto, Director of Fukumoto Medical Clinic (Shinsaibashi, Chūō-ku, Osaka, Japan), a board-certified cardiologist (Certification No. 15490), MD, PhD, graduate of Kobe University School of Medicine (1997). The clinic is located in Minami-Senba, within walking distance of Shinsaibashi, Nagahori-bashi, Hommachi, Yotsubashi, Shinmachi, Horikoshi, and Tatematsuri stations and neighborhoods.

     

     

    福本医院からのメッセージ

    日本のお風呂文化は、世界に誇れる健康文化の一つです。

    近年では、入浴やサウナが循環器の健康に与える影響について世界中で研究が進み、その効果や注意点が科学的に明らかになってきました。

    入浴やサウナは、多くの方にとって健康的な生活習慣の一つですが、高血圧、心不全、不整脈などの循環器疾患がある場合には、病状に応じた適切な利用が大切です。

    福本医院では、循環器専門医が患者さん一人ひとりの病状や生活スタイルに合わせて、安全な入浴方法やサウナの利用についてもご相談を承っています。

    これからも最新の医学研究を分かりやすくお伝えし、皆さまが安心して日本のお風呂文化を楽しみながら、健康づくりに役立てられるようサポートしてまいります。

    「自分は入浴しても大丈夫かな?」「サウナに入っても問題ないかな?」と不安な方は、どうぞお気軽にご相談ください。

     

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    よくある質問(FAQ)

    Q1. 毎日お風呂に入ることは健康に良いですか?

    適切な温度・時間での入浴は、リラックスや血流改善に役立つと考えられています。近年の研究では、習慣的な入浴と血圧や心血管機能との関連も報告されています。ただし、発熱時や脱水時などは無理に入浴しないようにしましょう。

    Q2. 理想的なお湯の温度は何℃ですか?

    一般的には40〜41℃程度がおすすめです。熱すぎるお湯では血圧や心拍数が急激に変化することがあるため、高齢者や循環器疾患のある方は特に注意が必要です。

    Q3. 入浴時間はどれくらいが適切ですか?

    10分程度を目安にするとよいでしょう。長時間の入浴は脱水や立ちくらみの原因となることがあります。

    Q4. 朝風呂と夜風呂ではどちらがおすすめですか?

    リラックス効果や睡眠の質の向上を期待する場合は夜の入浴がおすすめです。朝風呂は目覚めを促しますが、熱いお湯や急な立ち上がりには注意しましょう。

    Q5. 高血圧でも湯船に浸かって大丈夫ですか?

    血圧が安定している方であれば、多くの場合は適切な温度・時間で入浴できます。血圧が著しく高い場合や体調が優れない場合は、主治医へ相談しましょう。

    Q6. 入浴すると血圧は上がりますか?下がりますか?

    入浴中は温熱によって血管が広がり、血圧は緩やかに低下することが一般的です。ただし、入浴前後や立ち上がる際には血圧が変動するため注意が必要です。

    Q7. 血圧の薬を飲んでいてもサウナに入れますか?

    病状が安定していれば利用できる場合もありますが、降圧薬により脱水や立ちくらみが起こりやすくなることがあります。十分な水分補給を心掛けましょう。

    Q8. 心不全でも入浴できますか?

    症状が安定した慢性心不全では、適切な入浴が可能な場合があります。一方、急性心不全や症状が悪化している場合は入浴を控え、主治医へ相談してください。

    Q9. 狭心症や心筋梗塞の後でもサウナに入れますか?

    病状が安定している場合は利用できることがありますが、発症直後や治療直後は避ける必要があります。利用を再開する時期は主治医と相談しましょう。

    Q10. 心臓病がある人は温泉旅行へ行っても大丈夫ですか?

    体調が安定していれば、多くの場合は温泉旅行を楽しめます。ただし、長湯や脱水を避け、無理のないスケジュールを心掛けましょう。

    Q11. 心房細動でもサウナは利用できますか?

    症状が安定している方では利用できることがありますが、脱水や過度な温熱刺激は心房細動を誘発する可能性があります。水分補給を十分に行いましょう。

    Q12. サウナで動悸がしたらどうすればよいですか?

    すぐにサウナを出て涼しい場所で休み、水分補給を行ってください。症状が続く場合や胸痛・息苦しさを伴う場合は医療機関を受診しましょう。

    Q13. サウナは不整脈の原因になりますか?

    サウナそのものが不整脈の原因になるという明確な証拠はありません。しかし、脱水や飲酒後、過度な高温環境は不整脈を誘発する可能性があります。

    Q14. サウナ後の水風呂は入った方が良いですか?

    水風呂は急激に血圧や心拍数が変化することがあります。循環器疾患のある方や高齢者では、無理をせず外気浴だけでも十分です。

    Q15. 外気浴だけでも「ととのう」効果は期待できますか?

    はい。サウナ後にゆっくり休憩し体温を自然に下げるだけでも、リラックスしやすいと感じる方が多くいます。

    Q16. 高齢者も水風呂に入って大丈夫ですか?

    急激な温度変化は身体への負担となるため、高齢者では無理に水風呂へ入る必要はありません。

    Q17. ヒートショックとは何ですか?

    寒暖差によって血圧が急激に変動し、失神や心筋梗塞、脳卒中などの原因となることがある状態です。冬場の入浴では特に注意が必要です。

    Q18. ヒートショックを防ぐ方法はありますか?

    脱衣所や浴室を暖める、41℃以下のお湯に10分程度浸かる、水分補給を行う、急に立ち上がらないなどが予防につながります。

    Q19. 冬の入浴で注意することは何ですか?

    寒い脱衣所から急に熱い湯船へ入ることは避けましょう。浴室を暖め、かけ湯をしてから入浴することが大切です。

    Q20. 温泉と普通のお風呂では健康効果は違いますか?

    温泉には泉質による特徴がありますが、温熱による循環への作用は一般的な家庭のお風呂でも期待できます。

    Q21. サウナは毎日入っても大丈夫ですか?

    健康な方では毎日利用する方もいますが、疲労感や脱水を感じる場合は無理をせず休みましょう。

    Q22. サウナではどれくらい汗をかきますか?

    個人差はありますが、1回のサウナ浴で数百mL以上の汗をかくこともあります。入浴前後の水分補給が重要です。

    Q23. 入浴前後の水分補給はなぜ必要ですか?

    入浴やサウナでは汗をかいて体内の水分が失われます。脱水を防ぐため、入浴前後にコップ1杯程度の水を飲むことがおすすめです。

    Q24. 飲酒後にお風呂やサウナへ入ってはいけない理由は何ですか?

    飲酒は脱水や血圧低下、意識障害を起こしやすくし、転倒や溺水事故の危険性が高まります。飲酒後の入浴やサウナは避けましょう。

    Q25. 循環器専門医がおすすめする安全な入浴方法を教えてください。

    40〜41℃のお湯に10分程度浸かり、入浴前後は十分に水分補給を行いましょう。脱衣所を暖め、急に立ち上がらず、体調が悪い日は無理をしないことが、安全に入浴を楽しむポイントです。

     

    参考文献

    1.Laukkanen JA, Khan H, Zaccardi F, Laukkanen T.

    Association Between Sauna Bathing and Fatal Cardiovascular and All-Cause Mortality Events

    JAMA Internal Medicine. 2015;175(4):542-548.

    フィンランド男性2,315人を約20年間追跡した代表的な前向きコホート研究です。サウナ浴の頻度が高い人ほど、突然死・冠動脈疾患死亡・心血管死亡・総死亡のリスクが低いことが報告されました。ただし、観察研究であり因果関係を証明するものではありません。

    http://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25705824/

    2.Laukkanen JA, Laukkanen T, Kunutsor SK.

    Cardiovascular and Other Health Benefits of Sauna Bathing: A Review of the Evidence

    Mayo Clinic Proceedings. 2018;93(8):1111-1121.

    サウナ浴に関する代表的なレビュー論文です。血圧、血管内皮機能、心血管疾患、認知症、総死亡など、これまでの研究成果を総括しています。

    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29351426/

    3.Heinonen I, Laukkanen JA.

    Effects of Heat and Cold on Health, with Special Reference to Finnish Sauna Bathing

    American Journal of Physiology-Regulatory, Integrative and Comparative Physiology. 2018;314:R629-R638.

    温熱・寒冷刺激が循環器系へ与える影響をまとめたレビューです。血圧、心拍数、血流、自律神経、血管内皮機能などについて、生理学的メカニズムを詳しく解説しています。https://journals.physiology.org/doi/full/10.1152/ajpregu.00115.2017?rfr_dat=cr_pub++0pubmed&url_ver=Z39.88-2003&rfr_id=ori%3Arid%3Acrossref.org

    4.Pizzey FK, Smith EC, Ruediger SL, et al.

    The Effect of Heat Therapy on Blood Pressure and Peripheral Vascular Function: A Systematic Review and Meta-analysis

    Experimental Physiology. 2021;106(10):2019-2036.

    サウナや温水浴などの温熱療法が血圧や血管機能へ及ぼす影響を解析したシステマティックレビュー・メタ解析です。温熱療法による血圧低下や血管機能改善の可能性が示されています。

    http://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33866630/

    5.Laukkanen JA, Kunutsor SK.

    Is Sauna Bathing Protective of Sudden Cardiac Death? A Review of the Evidence

    Progress in Cardiovascular Diseases. 2019;62(3):288-293.

    サウナ浴と突然心臓死との関連をまとめたレビューです。安全性や考えられる作用機序についても解説されています。

    https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0033062019300763

    6.Kohara K, et al.

    Habitual Hot Water Bathing Protects Cardiovascular Function in Middle-aged to Elderly Japanese Subjects

    Scientific Reports. 2018;8:8687.

    日本人873人を対象とした研究です。週5回以上の入浴習慣は、心血管機能や動脈硬化指標の維持と関連する可能性が示されました。

    http://www.nature.com/articles/s41598-018-26908-1

    7.Yamasaki S, et al.

    Night-Time Hot Spring Bathing Is Associated with a Lower Systolic Blood Pressure among Japanese Older Adults

    Geriatrics. 2024.

    日本の高齢者を対象とした研究です。夜間の温泉入浴習慣は翌朝の収縮期血圧低下と関連していました。

    http://www.mdpi.com/2308-3417/9/1/2

    8.Tai Y, et al.

    Blood Pressure, Pulse Rate, and Skin Temperature During Hot-Water Bathing in Real-world Settings

    Journal of Epidemiology and Health Prevention Medicine. 2024.

    家庭での入浴中の血圧・脈拍・皮膚温を測定した研究です。実際の家庭入浴時に循環動態がどのように変化するかを示しています。

    https://www.jstage.jst.go.jp/article/ehpm/29/0/29_23-00320/_article/-char/ja

    9.Tei C, et al.

    Waon Therapy for Cardiovascular Disease.

    Circulation Journal. 2009;73(7):1218-1224.

    60℃前後の低温サウナを用いる「和温療法」に関するレビューです。慢性心不全患者で症状や血管内皮機能の改善が報告されています。一般的なサウナとは異なる医療用温熱療法です。

    https://www.jstage.jst.go.jp/article/circj/74/4/74_CJ-09-0939/_article

    10.Radtke T, Poerschke D, Wilhelm M, et al.

    Acute Effects of Finnish Sauna and Cold-Water Immersion on Haemodynamic Variables and Autonomic Nervous System Activity in Patients with Heart Failure

    European Journal of Preventive Cardiology. 2016;23(6):593-601.

    慢性心不全患者・冠動脈疾患患者・健常者を対象に、サウナ後の水風呂が循環動態へ与える影響を検討した研究です。サウナでは血圧が低下し、水風呂では再上昇しましたが、安定した患者では重篤な不整脈や過度な交感神経亢進は認められませんでした。急性心不全や不安定な循環器疾患患者には適用できません。

    URL
    http://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26152773/

    11.消費者庁

    高齢者の入浴事故を防ぎましょう

    高齢者の入浴中事故やヒートショックを予防するための公的資料です。41℃以下の湯温、10分程度の入浴、水分補給、飲酒後の入浴を避けることなどが推奨されています。

    https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_009/

    12.環境省

    温泉の禁忌症及び入浴又は飲用上の注意等について

    温泉・入浴時の医学的注意事項をまとめた公的資料です。高血圧や心疾患、脱水、長湯などへの注意点が示されており、安全な入浴方法を患者さんへ説明する際の参考になります。

    https://www.env.go.jp/nature/onsen/pdf/2-5_p_11.pdf

    福本医院は大阪市中央区南船場にある内科・循環器内科です。

    心斎橋、長堀橋、本町、四ツ橋から徒歩圏内にあり、新町・堀江・立売堀をはじめ大阪市西区からも多くの患者様にご来院いただいております。

    動悸、不整脈、胸痛、息切れ、高血圧などでお困りの方は、心電図、ホルター心電図、心エコー検査などを活用しながら診療を行っております。気になる症状がある方や、健康診断で異常を指摘された方はお気軽にご相談ください。

     

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    この記事の監修

    福本医院

    院長 福本 淳

    内科・循環器内科

    平成9年 神戸大学医学部医学科卒

    医学博士

    循環器専門医(登録番号15490)

    経歴について、詳しくはこちら

    当院について

    【ラジオ出演】福本医院 院長と総合診療、感染症専門医が生放送で解説|総合診療と感染症の正しい知識 📻 ラジオ関西「寺谷一紀のまいど!まいど!」出演のご報告 心斎橋の内科・循環器内科

    【週刊現代掲載】福本医院が「最高の病院&クリニック(心臓・循環器科編)」に掲載されました

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    2026.06.26 , , , ,

  • blog

    【症状・健康診断・ワクチンから探せる】福本医院 医療情報センター|AIチャット対応

    こんにちは。大阪市中央区・心斎橋の福本医院です。

    「動悸がするけど何科を受診すればいい?」
    「健康診断で異常を指摘されたけど大丈夫?」
    「帯状疱疹ワクチンは受けた方がいい?」

    このページでは、福本医院が公開している医療ブログを症状や目的別にまとめています。

     

    福本医院公式キャラクターのいのっちが聴診器をかけて指を立て、「AIに質問」と書かれた吹き出しを示しているイラスト

    AIチャットからも検索できます

    福本医院ホームページ右下の「AIに質問」では、24時間いつでもご質問していただけます。

    AIへの質問例

    • 動悸がします。何科ですか?
    • 健診でBNP高値と言われました
    • eGFR 58は大丈夫ですか?
    • シングリックスと生ワクチンの違いは?
    • Apple Watchで不整脈通知が来ました
    • 心電図で異常と言われました
    • 高血圧の薬は一生飲み続けますか?
    • 健康診断の結果を見てほしいです

    こんな内容を検索できます

    • 動悸
    • 胸痛
    • 息切れ
    • むくみ
    • 健康診断
    • ワクチン
    • 睡眠時無呼吸症候群
    • 高血圧
    • ダイエット

    お気軽にご利用ください。

     

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    【2026年】心斎橋の内科 おすすめしたい6医院

     

    2026.06.21 , , , ,

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    有酸素運動とは?|「会話できる強さ」が健康の秘訣|心不全・生活習慣病・ダイエットへの効果を解説

    この記事のポイント

    • 有酸素運動とは、酸素を使いながら長時間続けられる運動です
    • ウォーキングや自転車、水泳などが代表的です
    • 強度の目安は「会話できる」「息切れしない」レベルです
    • 心拍数では最大心拍数の60〜70%程度が目安です
    • 世界のガイドラインでは週150分以上の運動が推奨されています
    • 高血圧・糖尿病・脂質異常症・肥満・心不全の予防や改善に役立ちます

    スポーツジムでランニングマシーンを使って早歩きをする福本医院公式キャラクターの「いのばあ」と「いのねえ」。いのばあの心拍数は105回/分、いのねえは運動時間30分を表示。二人が「日本代表勝つかしら?」「期待しましょ」と会話しながら有酸素運動を楽しんでいるイラスト。

    有酸素運動は無理なく続けられる早歩きがおすすめ。いのばあといのねえがランニングマシーンで会話を楽しみながら運動している様子を描いたイラストです。

     

    「健康のために運動しましょう」と言われても、

    • どんな運動をすればよいのか
    • どのくらいの強さがよいのか
    • 毎日どれくらい続ければよいのか

    迷う方は少なくありません。

    健康維持やダイエット、生活習慣病の改善に最もおすすめなのが有酸素運動です。

    有酸素運動は、高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満、脂肪肝(MASLD)、慢性腎臓病(CKD)、CKM症候群(心腎代謝症候群)、心不全などの予防や改善に役立つことが、多くの研究で示されています。

    また、適度な有酸素運動を継続することで、動脈硬化の進行を抑え、将来の心筋梗塞や脳卒中のリスク低下にもつながることが期待されています。

    この記事では、有酸素運動の基本から適切な運動強度、効果的な時間の目安まで、循環器専門医の立場からわかりやすく解説します。

     

    有酸素運動とは?

    有酸素運動とは、酸素を利用しながらエネルギーを作り出す運動のことです。

    比較的軽い負荷で長時間続けることができるのが特徴です。

    代表的な有酸素運動には、

    • ウォーキング
    • 散歩
    • ジョギング
    • 自転車
    • 水泳
    • エアロビクス
    • 軽い登山

    などがあります。

    心臓や肺に適度な刺激を与えながら全身の筋肉を使うため、健康維持や生活習慣病予防に効果的です。

    無酸素運動との違い

    有酸素運動と対照的なのが無酸素運動です。

    無酸素運動には、

    • 短距離走
    • 全力ダッシュ
    • 筋力トレーニング
    • 重量挙げ

    などがあります。

    有酸素運動は長時間続けられる運動ですが、無酸素運動は短時間で大きな力を発揮する運動です。

    筋力維持や転倒予防のためには筋力トレーニングも重要ですが、生活習慣病予防や脂肪燃焼、心不全管理の基本となるのは有酸素運動です。

    有酸素運動と無酸素運動の境目は?

    運動生理学では、有酸素運動と無酸素運動の境目をAT(Anaerobic Threshold:嫌気性代謝閾値)と呼びます。

    ATを超えると乳酸が増え始め、運動を長時間続けることが難しくなります。

    アスリートでは運動負荷試験でATを測定することがありますが、一般の方が日常生活でATを意識する必要はありません。

    実際には、もっと簡単な目安があります。

    「会話できる強さ」が健康の秘訣

    有酸素運動の強さを判断する最も簡単な方法は、「会話できるかどうか」です。

    有酸素運動の目安としては、

    • 隣の人と会話できる
    • 息切れしない
    • 30分以上続けられる
    • 運動後も強い疲労感が残らない

    程度の強さが適しています。

    一方で、

    • 会話が難しい
    • 息が上がる
    • 数分で疲れてしまう

    場合は、運動強度が高すぎる可能性があります。

    心不全や生活習慣病の改善を目的とする場合は、AT(嫌気性代謝閾値)の80%以下程度の「会話できる強さ」が理想的とされています。

    ゼーゼーと息が切れる運動を短時間行うよりも、会話しながら30分程度続けられる運動の方が、心臓への負担が少なく、脂肪燃焼や生活習慣病の改善にもつながります。

    有酸素運動の目安となる心拍数は?

    「会話できる強さ」と言われても、実際にはどのくらいの運動強度なのか気になる方もいるでしょう。

    有酸素運動の目安としてよく使われるのが心拍数です。

    一般的には、

    最大心拍数 = 220 − 年齢

    でおおよその最大心拍数を推定します。

    そして有酸素運動として推奨される強度は、

    最大心拍数の60〜70%程度

    とされています。

    例えば60歳の方の場合、

    220 − 60 = 160

    最大心拍数は約160回/分です。

    その60〜70%は約96〜112回/分となります。

    この程度の心拍数であれば、多くの場合は会話を続けながら運動することができます。

    ただし、高血圧や心不全、不整脈のある方、心臓の薬を服用している方では心拍数の目安が変わることがあります。

    特にビソプロロールなどのβ遮断薬を服用している方では心拍数が上がりにくいため、心拍数よりも「会話できる強さ」を優先する方が実践的です。

    Apple Watchを活用すると運動強度がわかりやすい

    最近はApple Watchなどのスマートウォッチを利用している方も増えています。

    Apple Watchでは運動中の心拍数をリアルタイムで確認できるため、有酸素運動の強度管理に役立ちます。

    例えばウォーキング中に心拍数を確認し、

    • 会話できる
    • 息切れしない
    • 心拍数が目標範囲内

    であれば、適切な有酸素運動ができている可能性が高いと考えられます。

    反対に、

    • 会話が難しい
    • 息が上がる
    • 心拍数が高すぎる

    場合は、少しペースを落とした方がよいかもしれません。

    Apple Watchは医療機器ではありませんが、日々の運動習慣を見直すきっかけとして非常に便利なツールです。

    福本医院でも、Apple Watchの心拍数記録や心電図記録を持参される患者さんが増えています。

    1日30分が理想と言われる理由

    世界保健機関(WHO)や米国スポーツ医学会(ACSM)は、週150分以上の中等度有酸素運動を推奨しています。

    これは、

    1日30分 × 週5日

    に相当します。

    まとまった時間が取れない場合は、

    • 10分を3回
    • 15分を2回

    に分けても構いません。

    大切なのは、一度に長時間行うことよりも継続することです。

    ダイエットに有酸素運動は効果がある?

    有酸素運動は体重管理やダイエットにも有効です。

    運動を続けることでエネルギー消費量が増え、内臓脂肪や体脂肪の減少につながります。

    さらに、

    • 血糖値改善
    • インスリン抵抗性改善
    • 血圧低下
    • 中性脂肪改善

    などの効果も期待できます。

    肥満やメタボリックシンドローム、CKM症候群の予防や改善にも重要な治療の一つです。

    心不全患者さんにも有酸素運動が勧められる理由

    以前は心不全患者さんには安静が勧められることがありました。

    しかし現在では、病状が安定している心不全患者さんに対しては、有酸素運動が重要な治療の一つと考えられています。

    適切な有酸素運動によって、

    • 運動能力の改善
    • 息切れの軽減
    • 生活の質(QOL)の改善
    • 心不全による入院リスクの低下

    などが期待できます。

    運動中に胸痛や強い息切れ、めまいなどが出る場合は運動を中止し、医師に相談してください。

    少し重複しているので、循環器専門医らしい自然な流れにすると読みやすくなります。

    高血圧・糖尿病・脂肪肝にも有効

    有酸素運動は、

    • 高血圧
    • 糖尿病
    • 脂質異常症
    • 肥満
    • 脂肪肝(MASLD)
    • 慢性腎臓病(CKD)

    など、多くの生活習慣病の予防や改善に役立ちます。

    薬だけに頼るのではなく、

    「食事」「運動」「睡眠」

    を整えることが健康管理の基本です。

    循環器専門医として日々診療していると、生活習慣病の改善に成功される方の多くは、特別なトレーニングをしているわけではありません。

    無理のないウォーキングや自転車などの有酸素運動を習慣化し、自分のペースで長く続けている方がほとんどです。

    有酸素運動は、必ずしも激しく行う必要はありません。

    • エレベーターではなく階段を使う
    • 一駅分歩く
    • 買い物の際に少し遠回りする

    このような日常生活の中での小さな積み重ねも、健康維持に十分役立ちます。

    運動習慣を身につけるうえで大切なのは、短期間だけ頑張ることではありません。

    「頑張ること」よりも、「続けること」。

    それが、高血圧や糖尿病、脂肪肝、CKD、心不全などの予防・改善につながる第一歩です。

    まとめ

    有酸素運動とは、酸素を使いながら長時間続けられる運動です。

    ウォーキングや自転車、水泳などが代表的で、高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満、脂肪肝、慢性腎臓病、心不全などの予防や改善に役立ちます。

    運動強度の目安は、

    「会話できる」「息切れしない」

    レベルです。

    頑張りすぎる必要はありません。

    まずは1日30分を目標に、自分のペースで続けられる運動習慣を始めてみましょう。

     

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    よくある質問(FAQ)

    Q. 有酸素運動とは何ですか?

    有酸素運動とは、酸素を利用しながらエネルギーを作り出す運動のことです。ウォーキングや自転車、水泳などが代表的で、比較的軽い負荷で長時間続けられるのが特徴です。

    Q. ウォーキングは有酸素運動ですか?

    はい。ウォーキングは代表的な有酸素運動です。特別な道具が不要で始めやすく、高血圧や糖尿病、肥満の予防・改善にも役立ちます。

    Q. 散歩でも効果はありますか?

    はい。ゆっくりした散歩でも身体活動量を増やす効果があります。健康維持のためには、会話できる程度の少し速めの歩行を意識するとさらに効果的です。

    Q. 有酸素運動は毎日した方が良いですか?

    毎日行う必要はありませんが、継続が大切です。WHOでは週150分以上の中等度有酸素運動が推奨されています。1日30分を週5日程度が目安です。

    Q. 有酸素運動は何分行えば良いですか?

    1回20〜30分程度が目安です。まとまった時間が取れない場合は、10分ずつに分けて行っても構いません。

    Q. 有酸素運動の理想的な心拍数は?

    一般的には最大心拍数(220−年齢)の60〜70%程度が目安です。ただし、最も簡単な目安は「会話できる強さ」です。

    Q. Apple Watchで運動強度はわかりますか?

    Apple Watchでは運動中の心拍数を確認できます。会話ができて、心拍数も目標範囲内であれば、適切な有酸素運動ができている可能性があります。

    Q. 有酸素運動と筋トレはどちらが先ですか?

    どちらでも構いませんが、ダイエットや筋力維持を目的とする場合は筋力トレーニングを先に行い、その後に有酸素運動を行う方法がよく用いられます。

    Q. 高血圧でも運動して大丈夫ですか?

    多くの場合は問題ありません。むしろ有酸素運動は血圧を下げる効果が期待できます。ただし、血圧が著しく高い場合や症状がある場合は医師に相談してください。

    Q. 心不全でも有酸素運動はできますか?

    病状が安定している心不全患者さんでは、有酸素運動が推奨されています。運動能力や生活の質(QOL)の改善につながることが知られています。

    Q. CKD(慢性腎臓病)でも運動して大丈夫ですか?

    はい。多くのCKD患者さんでは適度な有酸素運動が推奨されています。ただし、病状によっては制限が必要な場合もあるため、主治医と相談しましょう。

    Q. 脂肪肝の改善に有酸素運動は有効ですか?

    有効です。有酸素運動は内臓脂肪や肝脂肪の減少に役立ち、MASLD(脂肪肝)の改善につながることが期待されています。

    Q. ダイエットにはウォーキングとジョギングどちらが良いですか?

    どちらも有効ですが、継続しやすい運動を選ぶことが重要です。膝や腰への負担が少ないウォーキングは、多くの方におすすめです。

    Q. 運動中に胸痛や息切れが出たらどうすればよいですか?

    直ちに運動を中止してください。症状が続く場合や繰り返す場合は、循環器内科を受診することをおすすめします。

    Q. 運動すると動悸がします。受診した方がよいですか?

    運動中の軽い脈拍増加は正常ですが、急に脈が速くなる、脈が乱れる、胸痛やめまいを伴う場合は不整脈の可能性もあります。気になる場合は循環器内科にご相談ください。

     

    参考文献・ガイドライン

    1. 2022 AHA/ACC/HFSA 心不全診療ガイドライン

    Heidenreich PA, et al. 2022 AHA/ACC/HFSA Guideline for the Management of Heart Failure

    心不全診療の世界標準ガイドラインです。運動療法(Exercise Training)は、心不全患者の運動能力や生活の質(QOL)を改善するため推奨されています。心臓リハビリテーションの重要性についても詳しく解説されています。

    https://www.ahajournals.org/doi/10.1161/CIR.0000000000001063

    2. ACC(米国心臓病学会)ガイドライン解説

    2022 AHA/ACC/HFSA Heart Failure Guideline: Key Perspectives

    上記ガイドラインの要点解説です。運動療法は心不全患者の身体機能や運動耐容能の改善に有効とされています。

    https://www.acc.org/latest-in-cardiology/ten-points-to-remember/2022/03/29/19/53/2022-aha-acc-hfsa-heart-failure-guideline-gl-hf

    3. HF-ACTION Trial

    O’Connor CM, et al. Exercise Training in Patients With Chronic Heart Failure

    心不全患者2,300人以上を対象にした歴史的臨床試験です。定期的な有酸素運動が運動能力やQOLの改善に有効であることを示しました。

    https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa0900101

    4. ESC(欧州心臓病学会)心不全ガイドライン

    2021 ESC Guidelines for the Diagnosis and Treatment of Acute and Chronic Heart Failure

    欧州の心不全診療ガイドラインです。安定した慢性心不全患者では有酸素運動を積極的に推奨しています。心臓リハビリテーションの重要性も強調されています。

    https://academic.oup.com/eurheartj/article/42/36/3599/6358045

    5. WHO身体活動ガイドライン(2020)

    World Health Organization Guidelines on Physical Activity and Sedentary Behaviour

    成人は週150〜300分の中等度有酸素運動、または75〜150分の高強度運動を行うことが推奨されています。

    「1日30分×週5日」が推奨される根拠となる世界的ガイドラインです。

    https://www.who.int/publications/i/item/9789240015128

    6. JAMA Network Open(2024)

    Aerobic Exercise and Weight Loss in Adults: Systematic Review and Meta-analysis

    6,800人以上を対象としたメタ解析です。有酸素運動は体重減少だけでなく、腹囲や体脂肪率の改善にも有効であることが示されました。

    https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2828487

    7. ACSM Position Stand

    Appropriate Physical Activity Intervention Strategies for Weight Loss and Prevention of Weight Regain for Adults

    米国スポーツ医学会(ACSM)の代表的ポジションステートメントです。

    ダイエット目的では150分/週以上、体重維持には200〜300分/週程度の運動が推奨されています。https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19127177/

     

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    院長 福本 淳

    内科・循環器内科

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    医学博士

    循環器専門医(登録番号15490)

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    2026.06.20 , , , ,

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    CKM症候群(心腎代謝症候群)とは?肥満・高血圧から心不全までを循環器専門医が解説

    この記事のポイント

    • CKM症候群は肥満・高血圧・糖尿病・CKD・心疾患をまとめて考える新しい概念
    • 肥満→生活習慣病→CKD→心不全・脳卒中へ進行する
    • 睡眠時無呼吸症候群も重要なリスク因子
    • ステージ2〜3で見つけることが将来の予防につながる
    • 健診異常は早めに相談を

     

    CKM(心腎代謝)症候群のステージ0〜4をわかりやすく示した図解。ふくぼ先生のイラストを用いて、肥満から高血圧・糖尿病、慢性腎臓病(CKD)、動脈硬化を経て、心筋梗塞・心不全・脳卒中へ進行する流れとリスクの上昇を説明している。

    CKM(心腎代謝)症候群は、肥満や内臓脂肪から始まり、高血圧・糖尿病・慢性腎臓病(CKD)を経て心血管疾患へ進行します。ステージ3までに見つけて進行を防ぐことが大切です。

     

    目次

    1. はじめに
    2. CKM症候群(心腎代謝症候群)とは?
    3. CKM症候群はどのように進行する?
    4. CKMステージ分類
    5. 慢性腎臓病(CKD)は心臓病のリスクを高める
    6. 糖尿病と脂肪肝(MASLD)も重要
    7. CKM症候群セルフチェック
    8. こんな健康診断結果の方は要注意
    9. 福本医院でできること
    10. CKM症候群で本当に大切なこと
    11. まとめ
    12. よくある質問(FAQ)
    13. 参考文献

     

    はじめに

    健康診断で

    • 血圧が高い
    • 血糖値が高い
    • コレステロールが高い
    • 脂肪肝を指摘された
    • 腎機能が低下していると言われた

    ことはありませんか?

     

    福本医院の診察室で、いのねえが健診結果票を見ながら、ふくぼ先生から健康診断結果の説明を受けているイラスト。血圧・コレステロール・血糖値・肝機能・腎機能などの健診項目について相談している様子。

    これらは別々の病気のように見えますが、実は互いに深く関連しています。

    2026年、米国心臓協会(AHA)、米国心臓病学会(ACC)、米国糖尿病学会(ADA)、米国腎臓学会(ASN)は、心臓・腎臓・代謝の病気を一体として考える「CKM症候群(心腎代謝症候群)」の診療ガイドラインを発表しました。

    CKM症候群は、これからの生活習慣病診療の中心となる可能性がある新しい考え方です。

    従来は高血圧、糖尿病、慢性腎臓病を別々の病気として治療していました。しかし実際には互いに密接に関連しており、まとめて管理した方が心筋梗塞や心不全を予防できることが分かってきました。

     

    CKM症候群とは?

    CKMとは、

    • C:Cardiovascular(心血管)
    • K:Kidney(腎臓)
    • M:Metabolic(代謝)

    の頭文字を取ったものです。

    高血圧、糖尿病、肥満、脂質異常症、慢性腎臓病(CKD)などが互いに影響し合いながら進行し、最終的に心筋梗塞、脳卒中、心不全などにつながる一連の病態を指します。

    従来は、

    • 循環器内科
    • 糖尿病内科
    • 腎臓内科

    が別々に診療することが多くありました。

    しかし実際には、これらの病気は密接につながっていることが分かってきました。

     

    CKM症候群はどのように進行する?

    CKM症候群は、心臓病、腎臓病、糖尿病が突然発症する病気ではありません。

    多くの場合は、

    肥満・内臓脂肪増加

    ホテルの朝食ビュッフェで、高カロリーな料理やクロワッサンを楽しそうに食べている、黄緑のワンピース姿のちょいぽちゃのいのねえのイラスト。朝日が差し込む明るいホテルレストランで、胸には福本医院のロゴマークが入っている。

    高血圧・糖尿病・脂質異常症

    福本医院の公式キャラクター「いのばあ」が、オムロンのBluetooth対応上腕式血圧計を右上腕に装着し、スマートフォンのOMRON connectアプリで家庭血圧を確認しているイラスト。高血圧の家庭管理を表現。

    いのばあが椅子に座り、マンジャロ(チルゼパチド)を腹部に皮下注射しているイラスト

    慢性腎臓病(CKD)

    慢性腎臓病を心配する福本医院キャラクター「いのばあ」が椅子に座り、eGFR 38mL/min/1.73m²、タンパク尿2+と記載された検査結果票を見つめて困った表情をしているイラスト。顔や手足に軽いむくみが表現されている。

    動脈硬化

    心不全・心筋梗塞・脳卒中

    息切れして胸を押さえる福本医院公式キャラクター「いのばあ」(心不全の症状イメージ)

    という流れで徐々に進行します。

    特に内臓脂肪は単なる脂肪の蓄積ではありません。

    炎症や酸化ストレスを引き起こし、

    • 血管
    • 心臓
    • 腎臓

    に負担をかけることが知られています。

    さらに、睡眠時無呼吸症候群(OSA)はこの流れを加速させる可能性があります。

    OSAでは睡眠中に低酸素状態が繰り返されることで、

    • 血圧上昇
    • 交感神経の活性化
    • インスリン抵抗性の増加
    • 全身の炎症

    が生じます。

    その結果、

    • 高血圧
    • 糖尿病
    • 慢性腎臓病(CKD)
    • 心房細動
    • 心不全

    などのリスクが高まることが知られています。

    実際に、肥満、高血圧、睡眠時無呼吸症候群はしばしば同時にみられ、互いに悪影響を及ぼしながらCKM症候群を進行させます。

     

    CKMステージ分類

    ステージ0

    肥満や代謝異常がなく、CKMリスク因子が認められない状態です。

    ステージ1

    過剰な脂肪蓄積や脂肪組織の機能異常が認められる段階です。

    肥満や内臓脂肪蓄積が中心となります。

    ステージ2

    高血圧、脂質異常症、糖尿病、慢性腎臓病などの代謝リスク因子が出現した状態です。

    健康診断で異常を指摘される方の多くはこの段階に該当します。

    ステージ3

    まだ症状はないものの、動脈硬化や前心不全などの心血管障害が始まっている状態です。

    冠動脈石灰化や心臓バイオマーカー異常などが含まれます。

    ステージ4

    心筋梗塞、狭心症、心不全、脳卒中など、実際に心血管疾患を発症した段階です。

     

    CKM(心腎代謝)症候群のステージ0〜4をわかりやすく示した図解。ふくぼ先生のイラストを用いて、肥満から高血圧・糖尿病、慢性腎臓病(CKD)、動脈硬化を経て、心筋梗塞・心不全・脳卒中へ進行する流れとリスクの上昇を説明している。

     

    健診結果

    CKMステージ

    BMI25以上

    ステージ1

    高血圧

    ステージ2

    HbA1c高値

    ステージ2

    eGFR低下

    ステージ2

    心不全

    ステージ4

     

    慢性腎臓病(CKD)は心臓病のリスクを高める

    慢性腎臓病は単なる腎臓の病気ではありません。

    eGFR低下や尿蛋白がある方では、

    • 心筋梗塞
    • 心不全
    • 脳卒中

    のリスクが高くなることが知られています。

    今回のガイドラインでは、

    • eGFR
    • 尿アルブミン/クレアチニン比(UACR)

    の定期的な評価が推奨されています。

    実際には、CKD患者さんの多くは腎不全よりも心血管疾患で生命予後が左右されます。

    そのため腎臓だけでなく、心臓も同時に評価することが重要です。

     

    糖尿病と脂肪肝(MASLD)も重要

    糖尿病患者さんでは、

    MASLD(代謝機能障害関連脂肪性肝疾患)

    の評価も重要です。

    脂肪肝は単なる肝臓の病気ではなく、

    • 糖尿病
    • 動脈硬化
    • 心血管疾患

    と深く関係しています。

    ガイドラインでは、

    FIB-4 index

    を用いた肝線維化リスク評価が推奨されています。

     

    福本医院のふくぼ先生が、小型ポケットエコーを使用して、病衣姿でベッドに横になったいのぱぱのお腹を腹部エコー検査している3Dイラスト。「脂肪肝ですねぇ」という吹き出し付き。

    健康診断で脂肪肝を指摘された方へ。福本医院では、腹部エコーやFIB-4 index、MRIを用いて、脂肪肝や肝線維化リスクを評価しています。

     

    CKM症候群のセルフチェック

    以下の項目に当てはまるものはありますか?

    □ 高血圧がある

    □ 糖尿病がある

    □ LDLコレステロールが高い

    □ BMI25以上である

    □ 睡眠時無呼吸症候群がある

    □ eGFRが60未満と言われた

    □ 尿蛋白を指摘された

    □ 脂肪肝と言われたことがある

    □ 心房細動がある

    3項目以上当てはまる方は、CKM症候群のリスクが高い可能性があります。

     

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    こんな健診結果の方は要注意

    • 血圧140/90以上
    • HbA1c 6.5%以上
    • LDL 140以上
    • eGFR 60未満
    • 尿蛋白陽性
    • BMI25以上

     

    福本医院でできること

    福本医院では、

    • 健康診断
    • 高血圧診療
    • 糖尿病診療
    • 心電図検査
    • 心エコー検査
    • ホルター心電図検査(最長7日間)
    • 睡眠時無呼吸症候群検査
    • 慢性腎臓病評価

    を行っています。

    生活習慣病を別々の病気としてではなく、心臓・腎臓・代謝をまとめて評価することを大切にしています。

    リリー看護師が、上半身裸のいのぱぱの胸にOMRON Heartnoteを装着し、防水フィルムを貼っている様子を描いた福本医院オリジナルキャラクターのイラスト。

    自宅のベッドで簡易PSG検査(簡易睡眠時無呼吸検査)を受けながら、いびきをかいて眠っている「いのぱぱ」のイラスト。鼻カニューレと指の酸素センサーを装着している。

     

    CKM症候群で本当に大切なこと

    CKM症候群の目的は、心筋梗塞や脳卒中、心不全が起こってから治療することではありません。

    これらを発症する前に見つけ、予防することです。

    CKMステージ4は、

    • 心筋梗塞
    • 狭心症
    • 心不全
    • 脳卒中

    などを発症した状態です。

    命に関わるだけでなく、後遺症による生活の質の低下や寝たきりにつながることもあります。

    一方で、ステージ2やステージ3の段階では、自覚症状がほとんどないことも少なくありません。

    しかし、この段階で適切な治療や生活習慣改善を行うことで、

    • ステージ2からステージ1への改善
    • ステージ3からステージ4への進行予防

    が期待できます。

    高血圧、糖尿病、脂肪肝、慢性腎臓病、睡眠時無呼吸症候群は、それぞれ別の病気ではありません。

    将来の心不全や脳卒中につながる可能性がある「CKM症候群」の一部として考えることが重要です。

    健康診断で異常を指摘された方は、「まだ症状がないから大丈夫」ではなく、「今が予防のチャンス」と考えていただければと思います。

     

    まとめ

    CKM症候群(心腎代謝症候群)は、肥満、高血圧、糖尿病、慢性腎臓病、脂肪肝、睡眠時無呼吸症候群、心血管疾患を一体として考える新しい概念です。

    健康診断で異常を指摘された段階から適切な治療や生活習慣改善を行うことで、将来の心筋梗塞や心不全、脳卒中の予防につながる可能性があります。

    気になる症状や健診異常がある方は、お気軽にご相談ください。

     

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    よくある質問(FAQ)

    Q. CKM症候群とは何ですか?

    CKM症候群(心腎代謝症候群)は、心臓(Cardiovascular)、腎臓(Kidney)、代謝(Metabolic)の病気を一体として考える新しい概念です。

    Q. CKM症候群は新しい病気ですか?

    病気そのものが新しいわけではありません。肥満、高血圧、糖尿病、慢性腎臓病、心血管疾患の関連性をまとめて捉える考え方です。

    Q. CKM症候群の原因は何ですか?

    肥満や内臓脂肪の蓄積を背景に、高血圧、糖尿病、脂質異常症などが相互に影響しながら進行します。

    Q. CKM症候群は危険ですか?

    進行すると心筋梗塞、心不全、脳卒中など重大な病気につながる可能性があります。

    Q. CKM症候群は治りますか?

    早期であれば生活習慣改善や適切な治療によって改善が期待できます。

    Q. CKM症候群は何科を受診すればよいですか?

    内科、循環器内科、糖尿病内科、腎臓内科などが対象ですが、総合的な評価が重要です。

    Q. CKMステージ2とは何ですか?

    高血圧、糖尿病、脂質異常症、慢性腎臓病などのリスク因子が出現した状態です。

    Q. CKMステージ3とは何ですか?

    自覚症状はなくても動脈硬化や前心不全などが始まっている状態です。

    Q. CKMステージ4とは何ですか?

    心筋梗塞、狭心症、心不全、脳卒中などを発症した状態です。

    Q. 健康診断で血圧が高いと言われました。CKM症候群ですか?

    高血圧はCKM症候群の重要なリスク因子です。ほかの異常も含めて評価が必要です。

    Q. 健康診断でeGFR低下を指摘されました。どうすればよいですか?

    慢性腎臓病(CKD)の可能性があります。再検査や尿検査を受けることをおすすめします。

    Q. 尿蛋白はCKM症候群と関係ありますか?

    あります。尿蛋白は腎障害のサインであり、心血管疾患リスクとも関連しています。

    Q. 脂肪肝はCKM症候群に含まれますか?

    含まれます。MASLD(代謝機能障害関連脂肪性肝疾患)はCKM症候群と深く関係しています。

    Q. 睡眠時無呼吸症候群はCKM症候群と関係ありますか?

    あります。高血圧、糖尿病、心不全、心房細動などのリスクを高めることが知られています。

    Q. BMIが25以上だとCKM症候群ですか?

    BMI25以上は肥満に該当しますが、ほかのリスク因子の有無も含めて判断します。

    Q. CKM症候群とメタボリックシンドロームの違いは何ですか?

    CKM症候群はメタボに加え、慢性腎臓病や心血管疾患まで含めて考える概念です。

    Q. CKM症候群は若い人でもなりますか?

    はい。肥満や生活習慣の変化により若年層でも増加しています。

    Q. CKM症候群の予防法はありますか?

    減量、運動、減塩、禁煙、適切な睡眠、生活習慣病の治療継続が重要です。

    Q. Apple WatchでCKM症候群は分かりますか?

    CKM症候群そのものは分かりませんが、不整脈や睡眠時無呼吸症候群の発見につながる場合があります。

    Q. 福本医院ではCKM症候群の相談ができますか?

    健康診断、高血圧、糖尿病、慢性腎臓病、睡眠時無呼吸症候群、心不全リスクなどを総合的に評価しています。

     

     

    参考文献

    1. Ndumele CE, Newby DE, de Boer IH, et al.

    2026 AHA/ACC/ADA/ASN Guideline for the Prevention, Detection, Evaluation, and Management of Cardiovascular-Kidney-Metabolic Syndrome.
    Circulation. 2026.

    【解説】
    CKM症候群に関する初の診療ガイドライン。AHA、ACC、ADA、ASNが合同で策定し、心血管疾患・腎疾患・代謝疾患を統合的に管理する新たな診療指針を示した。

    https://www.ahajournals.org/doi/10.1161/CIR.0000000000001453

    2. Ndumele CE, Newby DE, de Boer IH, et al.

    2026 AHA/ACC/ADA/ASN Guideline for the Prevention, Detection, Evaluation, and Management of Cardiovascular-Kidney-Metabolic Syndrome.
    Journal of the American College of Cardiology (JACC). 2026.

    【解説】
    Circulationと同時掲載されたJACC版。循環器領域の観点からCKM症候群の診断・予防・治療戦略を詳述している。

    https://www.jacc.org/doi/10.1016/j.jacc.2026.03.056

    3. Ndumele CE, Rangaswami J, Chow SL, et al.

    Cardiovascular-Kidney-Metabolic Health: A Presidential Advisory From the American Heart Association.
    Circulation. 2023;148:1606-1635.

    【解説】
    CKM症候群という概念を初めて提唱したAHAのプレジデンシャルアドバイザリー。2026年ガイドラインの基盤となった重要文献。

    https://www.ahajournals.org/doi/10.1161/CIR.0000000000001184

    4.Ndumele CE, Rangaswami J, Chow SL, et al.

    A Synopsis of the Evidence for the Science and Clinical Management of Cardiovascular-Kidney-Metabolic Syndrome: A Scientific Statement From the American Heart Association.
    Circulation. 2023;148:1636-1664.

    【解説】
    CKMステージ0〜4の分類、スクリーニング方法、予防・治療戦略の科学的根拠をまとめたAHA声明。2026年CKMガイドラインの重要な土台となった文献。

    https://www.ahajournals.org/doi/10.1161/CIR.0000000000001186

    5. Khan SS, Matsushita K, Sang Y, et al.

    Development and Validation of the American Heart Association Predicting Risk of Cardiovascular Disease Events (PREVENT) Equations.
    Circulation. 2024;149:430-449.

    【解説】
    AHAが新たに提唱したPREVENTリスク予測モデルの原著論文。BMI、eGFR、HbA1cなどを含めた包括的な心血管リスク評価を可能にした。

    https://www.ahajournals.org/doi/10.1161/CIRCULATIONAHA.123.067626

    6. American Heart Association

    PREVENT™ Online Calculator

    【解説】
    PREVENTリスクスコアを実際に計算できるAHA公式ツール。CKMガイドラインでも推奨されている。

    https://professional.heart.org/en/guidelines-and-statements/prevent-calculator

    7. Kidney Disease: Improving Global Outcomes (KDIGO)

    KDIGO 2024 Clinical Practice Guideline for the Evaluation and Management of Chronic Kidney Disease

    【解説】
    慢性腎臓病(CKD)の国際標準ガイドライン。eGFRと尿アルブミン(UACR)を用いたリスク評価が推奨されている。

    https://kdigo.org/guidelines/ckd-evaluation-and-management/

    8. American Diabetes Association

    Standards of Care in Diabetes—2026

    【解説】
    糖尿病診療に関する最新の国際標準ガイドライン。GLP-1受容体作動薬やSGLT2阻害薬の位置づけを理解する上で重要。

    https://diabetesjournals.org/care/issue/49/Supplement_1

     

    福本医院は大阪市中央区南船場にある内科・循環器内科です。

    心斎橋、長堀橋、本町、四ツ橋から徒歩圏内にあり、新町・堀江・立売堀をはじめ大阪市西区からも多くの患者様にご来院いただいております。

    動悸、不整脈、胸痛、息切れ、高血圧などでお困りの方は、心電図、ホルター心電図、心エコー検査などを活用しながら診療を行っております。気になる症状がある方や、健康診断で異常を指摘された方はお気軽にご相談ください。

     

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    この記事の監修

    福本医院

    院長 福本 淳

    内科・循環器内科

    平成9年 神戸大学医学部医学科卒

    医学博士

    循環器専門医(登録番号15490)

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    当院について

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    【週刊現代掲載】福本医院が「最高の病院&クリニック(心臓・循環器科編)」に掲載されました

    2026.06.15 , , , ,

  • blog

    健康診断の受け方と結果票の見方|福本医院の健診前の注意点・A〜F判定・血液検査・尿検査を解説

    【この記事のポイント】

    ① 健康診断を受ける前の注意点

    • 正確な結果のため、食事や飲み物の制限を守る
    • 服薬中の方は事前に主治医へ相談する
    • 尿検査があるため来院直前の排尿は避ける
    • 発熱や体調不良時は無理をせず相談する

    ② 健康診断票を記載するときの注意点

    • 業務歴・既往歴・自覚症状を正確に記入する
    • 他覚症状は医師が記載するため本人の記入は不要
    • 健診票の内容は判定や就業判定の参考となる

    ③ 健康診断結果の見方

    • A〜F判定の意味を理解する
    • 血液検査や尿検査の主な項目を確認する
    • 「要再検査」「要精密検査」は放置しない
    • 健診異常は高血圧・糖尿病・脂質異常症・慢性腎臓病などの早期発見につながる

     

    健康診断の種類についてはこちら

    健康診断の種類と選び方|自分はどの健康診断を受ければいい?定期健診・雇入時健診・特定健診・自費健診の違いを医師が解説

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    健康診断前の注意事項

    正確な検査結果を得るため、以下の点にご協力ください。

    午前に健康診断を受ける方

    前日21時以降は食事を控えてください。

    午後に健康診断を受ける方

    健康診断の6時間前以降は食事を控えてください。

    飲み物について

    水やお茶(糖分を含まないもの)は摂取可能です。

    以下はお控えください。

    • ジュース
    • スポーツドリンク
    • 乳飲料
    • 砂糖入りコーヒー
    • アルコール

    お薬について

    普段服用しているお薬がある方は、事前に主治医へご相談ください。

    尿検査について

    尿検査がありますので、来院直前の排尿はお控えください。

    発熱や体調不良がある場合

    体調不良時は無理をせず、事前に当院へご相談ください。

    ※食事や飲み物の影響により、血糖値や中性脂肪などの検査結果が変化することがあります。

     

    健診票の記載方法

    業務歴とは

    現在または過去に従事した主な仕事をご記入ください。

    • 事務職
    • 営業職
    • 接客業
    • 飲食業
    • 医療・介護職
    • 教育職
    • 運転業務
    • 製造業
    • 建設業
    • 倉庫・物流業
    • IT・デスクワーク
    • 清掃業
    • 警備業
    • その他

    特殊な作業に従事している場合はご記入ください。

    • 粉じん作業
    • 有機溶剤取扱い
    • 化学物質取扱い
    • 騒音作業
    • 重量物取扱い
    • 夜勤業務

    既往歴とは

    これまでにかかった病気や手術歴、現在治療中の病気をご記入ください。

    • 高血圧
    • 糖尿病
    • 脂質異常症
    • 心臓病
    • 脳卒中
    • がん
    • 手術歴

    自覚症状とは

    ご自身で感じている症状をご記入ください。

    • 動悸
    • 息切れ
    • 胸痛
    • めまい
    • 頭痛
    • 腹痛

    症状がない場合は「特になし」とご記入ください。

    他覚症状とは

    医師が診察で確認した所見です。

    受診者の方が記入する必要はありません。

    • 心雑音
    • 肺雑音
    • 不整脈
    • 下腿浮腫
    • 血圧高値
    • 甲状腺腫脹
    • 頸部リンパ節腫脹
    福本医院の診察室で、いのねえが健診結果票を見ながら、ふくぼ先生から健康診断結果の説明を受けているイラスト。血圧・コレステロール・血糖値・肝機能・腎機能などの健診項目について相談している様子。

    健康診断で異常を指摘されたら放置せずに確認しましょう。福本医院では健診結果の説明や生活習慣病の相談に対応しています。

     

    医師の診断(判定区分)とは

    健康診断結果を総合的に評価したものです。

    A:異常なし

    明らかな異常を認めません。

    B:軽度異常

    軽微な異常がありますが、日常生活に大きな支障はありません。

    C1:経過観察

    軽度の異常を認めます。生活習慣の改善や定期的な健診をおすすめします。

    C2:要再検査・要経過観察

    再検査や一定期間後の再評価をおすすめします。

    D:要精密検査

    詳しい検査が必要です。

    E:要治療

    治療が必要と考えられる状態です。

    F:治療継続

    現在治療中の病気について、引き続き治療継続が必要です。

     

    「医師の診断」と「医師の意見」の違い

    医師の診断

    健康状態を医学的に評価したものです。

    医師の意見

    労働安全衛生法で定められている

    「就業上の措置に関する意見」

    です。

    病気の有無だけではなく、

    • 現在の仕事を継続できるか
    • 勤務内容の配慮が必要か
    • 労働時間の調整が必要か

    などを総合的に判断します。

    多くの場合は「就業上問題なし」となります。

     

    主な検査項目の見方

    項目

    基準値・目安

    内容

    BMI

    18.5~24.9

    肥満度の指標です。

    血圧

    120/80 mmHg未満が目安

    高血圧の有無を確認します。

    視力

    視力低下の有無を確認します。

    聴力

    聴力低下の有無を確認します。

    胸部レントゲン

    所見なし

    肺や心臓の状態を確認します。

    心電図

    所見なし

    不整脈や心疾患の手がかりになります。

     

    血液検査の見方

    ※基準値は日本人間ドック・予防医療学会の基準範囲を参考にしています。

    ※基準値とは健康な方の多くが含まれる範囲です。基準値を少し外れただけで病気とは限りません。

    項目

    基準値

    内容

    赤血球数(RBC)男性

    438~577万/μL

    全身へ酸素を運ぶ赤血球の数です。

    赤血球数(RBC)女性

    376~516万/μL

    全身へ酸素を運ぶ赤血球の数です。

    ヘモグロビン(Hb)男性

    13.7~16.8 g/dL

    貧血の有無を確認します。

    ヘモグロビン(Hb)女性

    11.6~14.8 g/dL

    貧血の有無を確認します。

    GOT(AST)

    10~40 U/L

    肝臓や筋肉の状態を反映します。

    GPT(ALT)

    5~45 U/L

    肝臓の障害で上昇します。

    γ-GTP(男性)

    80 U/L以下

    飲酒や脂肪肝の影響で上昇することがあります。

    γ-GTP(女性)

    30 U/L以下

    飲酒や脂肪肝の影響で上昇することがあります。

    LDLコレステロール

    60~119 mg/dL

    高値では動脈硬化のリスクが高まります。

    HDLコレステロール

    40 mg/dL以上

    低値では動脈硬化のリスクが高まります。

    トリグリセライド(中性脂肪)

    30~149 mg/dL

    高値では脂肪肝や動脈硬化の原因となります。

    HbA1c

    4.6~5.5 %

    過去1~2か月の平均的な血糖状態を反映します。

    尿検査の見方

    項目

    基準値

    内容

    尿蛋白

    (-)

    腎臓の状態を確認する検査です。陽性の場合は高血圧、糖尿病、慢性腎臓病(CKD)などが隠れていることがあります。

    尿糖

    (-)

    尿中に糖が漏れ出ていないかを確認する検査です。陽性の場合は糖尿病の可能性があります。

    ※尿蛋白や尿糖が陽性の場合でも、直ちに病気とは限りません。必要に応じて再検査や精密検査を行います。

     

    健康診断で異常を指摘されたら

    福本医院では

    • 高血圧
    • 脂質異常症
    • 糖尿病
    • 不整脈
    • 心電図異常
    • 胸部レントゲン異常

    などの診療に対応しております。

    結果について気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

     

    当院の健康診断について

    当院の健康診断は労働安全衛生法、高齢者医療確保法に基づいて実施しております。健康診断結果票については、厚生労働省が定める健康診断個人票(様式第5号)に準拠して作成しております。

     

    当院で使用している健康診断結果票(サンプル)

    福本医院の健康診断結果票サンプル。健康診断結果票全体に赤色で大きく「SAMPLE」の透かしが斜めに配置されており、業務歴、既往歴、自覚症状、血液検査、尿検査、心電図、胸部レントゲンなどの記載項目が確認できる。

     

    参考資料

    福本医院は日本人間ドック・予防医療学会会員です。

     

     

    健康診断の種類と選び方|自分はどの健康診断を受ければいい?定期健診・雇入時健診・特定健診・自費健診の違いを医師が解説

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    よくあるご質問(FAQ)

    Q1. A判定とは何ですか?

    明らかな異常を認めない状態です。

    Q2. B判定とは何ですか?

    軽微な異常はありますが、日常生活に大きな支障はありません。

    Q3. C1判定とは何ですか?

    経過観察です。生活習慣の改善や定期的な健診をおすすめします。

    Q4. C2判定とは何ですか?

    再検査や一定期間後の再評価をおすすめする判定です。

    Q5. D判定とは何ですか?

    詳しい検査(精密検査)が必要な状態です。

    Q6. E判定とは何ですか?

    治療が必要と考えられる状態です。

    Q7. F判定とは何ですか?

    現在治療中の病気について、治療継続が必要な状態です。

    Q8. D判定になったら必ず病気ですか?

    必ずしも病気とは限りませんが、精密検査を受けることをおすすめします。

    Q9. 健康診断で血圧が高かったのですが受診した方がよいですか?

    繰り返し高値の場合は医療機関への受診をおすすめします。

    Q10. LDLコレステロールが高いとどうなりますか?

    動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まります。

    Q11. HDLコレステロールが低いと問題ですか?

    動脈硬化のリスクが高くなることがあります。

    Q12. 中性脂肪が高い原因は何ですか?

    食べ過ぎ、飲酒、肥満、運動不足などが原因になることがあります。

    Q13. HbA1cが高いと糖尿病ですか?

    糖尿病や糖尿病予備群の可能性があります。追加検査が必要になることがあります。

    Q14. γ-GTPが高い原因は何ですか?

    飲酒、脂肪肝、薬剤などの影響で上昇することがあります。

    Q15. ASTやALTが高いと肝臓が悪いのですか?

    脂肪肝や肝炎などで上昇することがあります。

    Q16. 尿蛋白陽性とは何ですか?

    腎臓の病気や高血圧などが隠れている可能性があります。

    Q17. 尿糖陽性とは何ですか?

    糖尿病などで尿に糖が出ている状態です。

    Q18. 心電図異常と言われましたが症状がありません。

    症状がなくても不整脈などが隠れていることがあります。

    Q19. 健康診断前に薬は飲んでもよいですか?

    服用中のお薬がある方は事前に主治医へご相談ください。自己判断で中止しないようお願いします。

    Q20. 健康診断で異常を指摘されたらどうすればよいですか?

    放置せず、医療機関で相談することをおすすめします。

     

    福本医院は大阪市中央区南船場にある内科・循環器内科です。

    心斎橋、長堀橋、本町、四ツ橋から徒歩圏内にあり、新町・堀江・立売堀をはじめ大阪市西区からも多くの患者様にご来院いただいております。

    動悸、胸痛、息切れ、高血圧などの循環器疾患から、一般内科、健康診断、予防接種まで幅広く対応しております。気になる症状がある方はお気軽にご相談ください。

     

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    この記事の監修

    福本医院

    院長 福本 淳

    内科・循環器内科

    平成9年 神戸大学医学部医学科卒

    医学博士

    循環器専門医(登録番号15490)

    経歴について、詳しくはこちら

    当院について

    【ラジオ出演】福本医院 院長と総合診療、感染症専門医が生放送で解説|総合診療と感染症の正しい知識 📻 ラジオ関西「寺谷一紀のまいど!まいど!」出演のご報告 心斎橋の内科・循環器内科

    【週刊現代掲載】福本医院が「最高の病院&クリニック(心臓・循環器科編)」に掲載されました

    2026.06.11 , , , ,

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    【健診でeGFR低下・尿蛋白を指摘された方へ】慢性腎臓病(CKD)とは?症状・原因・最新治療を医師が解説|大阪・心斎橋 福本医院

    この記事のポイント

    • 慢性腎臓病(CKD)は初期にはほとんど症状がありません
    • eGFR低下や尿蛋白陽性はCKDのサインかもしれません
    • CKDは透析だけでなく、心筋梗塞・心不全・脳卒中のリスクとも関係します
    • 糖尿病・高血圧・肥満はCKDの主な原因です
    • 健康診断で「eGFR低下」「尿蛋白陽性」を指摘されたら、一度ご相談ください

     

    慢性腎臓病を心配する福本医院キャラクター「いのばあ」が椅子に座り、eGFR 38mL/min/1.73m²、タンパク尿2+と記載された検査結果票を見つめて困った表情をしているイラスト。顔や手足に軽いむくみが表現されている。

    eGFR 38mL/min/1.73m²、タンパク尿2+の検査結果を見て心配する「いのばあ」。慢性腎臓病(CKD)では、腎機能低下やむくみがみられることがあります。

     

    はじめに

    健康診断で

    – 「eGFRが低いですね」
    – 「クレアチニンが高めです」
    – 「尿蛋白が出ています」

    と言われたことはありませんか?

    これらは慢性腎臓病(CKD:Chronic Kidney Disease)のサインかもしれません。

    慢性腎臓病は世界で8億人以上が抱えるとされる非常に頻度の高い病気です。

    しかし初期にはほとんど症状がないため、多くの方が気づかないまま進行してしまいます。

    2026年にThe Lancetから発表された大規模CKDシリーズでは、

    「CKDは世界で最も過小評価されている重大疾患のひとつ」

    と位置付けられました。

    さらに2040年頃には世界の主要な死因の上位になる可能性も指摘されています。

    今回は最新の国際的な知見と各国ガイドラインをもとに、慢性腎臓病について分かりやすく解説します。

     

     慢性腎臓病(CKD)とは?

    ① eGFRが60未満

    または

    ② 尿蛋白・尿アルブミンなど腎障害の所見

    が3か月以上続く状態を指します。

    重要なのは、

    「透析が必要な状態」

    だけがCKDではないことです。

    軽度の腎機能低下もCKDに含まれます。

     

     eGFRとは?

    eGFRは、健診結果にも表示されていますね。

    「腎臓が1分間にどれだけ血液をろ過できるか」

    を推定した数値です。

    一般的な目安は

    – 90以上:正常(G1)
    – 60〜89:軽度低下(G2)
    – 45〜59:CKD G3a
    – 30〜44:CKD G3b
    – 15〜29:CKD G4
    – 15未満:CKD G5

    となります。

    年齢とともに低下する傾向がありますが、

    「年齢のせいだから大丈夫」

    とは限りません。

     

    ※eGFRだけでなく、尿蛋白や尿アルブミンの有無も重要です。慢性腎臓病(CKD)は、eGFRと尿蛋白を組み合わせてリスクを評価します。

     

    慢性腎臓病(CKD)のリスク分類を示した簡略図。腎機能(eGFR)と尿蛋白の程度を組み合わせ、低リスク・中リスク・高リスク・超高リスクを色分けで表示している。尿蛋白が多いほど、またeGFRが低いほど、腎不全や心血管疾患のリスクが高くなることを示している。

     

    慢性腎臓病(CKD)はなぜ問題なのか?

    多くの方は

    「透析になる病気」

    というイメージを持っています。

    しかし現在では、

    CKD最大の問題は

    心血管疾患

    であることが分かっています。

    具体的には

    – 心筋梗塞
    – 狭心症
    – 心不全
    – 脳梗塞
    – 閉塞性動脈硬化症

    などです。

    実際には透析になる前に心血管疾患で亡くなる方の方が多いことが知られています。

    そのため循環器内科ではCKDを非常に重視しています。

     

    CKDの主な原因

    糖尿病

    現在最も多い原因です。

    糖尿病性腎症は透析導入原因の上位を占めています。

    高血圧

    高血圧は腎臓の細い血管を傷つけます。

    また腎機能低下は高血圧を悪化させます。

    肥満

    近年急増しています。

    肥満は

    – 糖尿病
    – 高血圧
    – 脂肪肝

    とも深く関連しています。

    加齢

    年齢とともに腎機能は徐々に低下します。

    喫煙

    腎機能低下を加速させることが分かっています。

     

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    慢性腎臓病(CKD)の症状

    初期にはほぼ無症状です。

    進行すると

    – むくみ
    – 倦怠感
    – 息切れ
    – 貧血
    – 夜間頻尿
    – 食欲低下

    などがみられます。

    症状が出た時には進行している場合も少なくありません。

     

    2026年Lancetシリーズが強調したポイント①

    CKDは診断されていない人が多すぎる

    高所得国でも

    30〜50%が未診断

    と推定されています。

    つまり

    「知らないうちに進行している」

    方が非常に多いのです。

    ポイント②

    尿検査が軽視されている

    健康診断では

    血液検査だけを気にする方が多いですが、

    実は

    尿蛋白
    尿アルブミン

    が極めて重要です。

    腎障害の早期発見に役立ちます。

    ポイント③

    女性のCKDは見逃されやすい

    Lancetシリーズでは

    女性が男性より診断されにくい可能性が指摘されています。

    症状が乏しいこともあり、

    健診結果を放置しないことが重要です。

    ポイント④

    CKD治療は大きく進歩している

    近年の最大の変化です。

    以前は

    「血圧を下げる」

    ことが中心でした。

    現在は

    SGLT2阻害薬
    GLP-1受容体作動薬
    非ステロイド型MRA(フィネレノンなど)

    によって

    腎機能低下や心血管イベントの抑制が期待できるようになりました。

    CKDと心不全の深い関係

    近年は

    「心腎連関」

    という考え方が重視されています。

    心臓が悪くなると腎臓も悪くなる。

    腎臓が悪くなると心臓も悪くなる。

    という悪循環です。

    そのため

    – 高血圧
    – 心不全
    – 心房細動
    – 冠動脈疾患

    の患者さんでは腎機能評価が欠かせません。

     

    CKDを予防するには?

    塩分を減らす

    目標は1日6g未満です。

    血圧管理

    家庭血圧測定が重要です。

    福本医院の公式キャラクター「いのばあ」が、オムロンのBluetooth対応上腕式血圧計を右上腕に装着し、スマートフォンのOMRON connectアプリで家庭血圧を確認しているイラスト。高血圧の家庭管理を表現。

    糖尿病管理
    HbA1cだけでなく体重管理も重要です。

    いのばあが椅子に座り、マンジャロ(チルゼパチド)を腹部に皮下注射しているイラスト

    禁煙

    最も効果的な予防策のひとつです。

    適度な運動

    ウォーキングなどの有酸素運動が推奨されます。

    いのばあがスポーツウエアを着て公園でウォーキングしているイラスト

     

    福本医院でできる検査

    当院では

    – 血液検査
    – eGFR評価
    – 尿検査
    – 尿蛋白評価
    – 心電図
    – ABI検査
    – 心エコー
    – 頸動脈エコー

    を行っています。

    特に

    「腎臓だけでなく心臓や血管も一緒に評価する」

    ことを重視しています。

     

    こんな方はご相談ください

    □ 健診で腎機能低下を指摘された

    □ 尿蛋白が陽性だった

    □ 糖尿病がある

    □ 高血圧がある

    □ 心不全や心疾患がある

    □ 家族に透析患者がいる

    □ むくみや息切れが気になる

     

    まとめ

    慢性腎臓病(CKD)は初期にはほとんど症状がありません。

    しかし、

    – 心筋梗塞
    – 心不全
    – 脳卒中
    – 透析

    につながる重要な疾患です。

    一方で近年は治療が大きく進歩しており、

    早期発見によって進行を抑えられる可能性があります。

    健康診断で

    – eGFR低下
    – クレアチニン高値
    – 尿蛋白陽性

    を指摘された場合は、放置せずご相談ください。

    福本医院では腎機能だけでなく、心臓・血管も含めた総合的な評価を行っています。

     

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    よくある質問(FAQ)

    Q. eGFR 58は危険ですか?

    A. eGFR 58はCKD分類では「G3a」に相当する可能性があります。ただし、一度の検査だけで慢性腎臓病(CKD)とは診断されません。3か月以上持続しているか、尿蛋白や尿アルブミン異常を伴うかが重要です。年齢や基礎疾患も考慮して評価する必要があります。

    Q. eGFR 45と言われました。透析になりますか?

    A. eGFR 45はCKD G3bに相当しますが、直ちに透析が必要になるわけではありません。現在では適切な血圧管理や糖尿病管理、SGLT2阻害薬などの治療により、進行を遅らせることが期待できます。定期的な経過観察が重要です。

    Q. 尿蛋白1+は大丈夫ですか?

    A. 尿蛋白1+でも放置はおすすめできません。一時的な脱水や発熱、激しい運動で陽性になることもありますが、慢性腎臓病や糖尿病性腎症、高血圧性腎障害の初期サインである場合もあります。一度は医療機関で再検査を受けることをおすすめします。

    Q. 尿蛋白2+と言われました。放置しても大丈夫ですか?

    A. 尿蛋白2+は腎臓から本来漏れないはずのタンパク質が尿中へ漏れ出ている可能性を示します。一時的な変化のこともありますが、慢性腎臓病(CKD)、糖尿病性腎症、糸球体腎炎などが隠れている場合があります。特にeGFR低下を伴う場合は放置せず、早めの受診をおすすめします。

    Q. クレアチニンが正常でもCKDですか?

    A. はい。クレアチニン値が正常範囲でも、年齢や性別によってはeGFRが低下している場合があります。また、尿蛋白や尿アルブミンが陽性であればCKDと診断されることがあります。クレアチニンだけでなく、eGFRや尿検査をあわせて評価することが重要です。

    Q. シスタチンCとは何ですか?

    A. シスタチンCは腎機能を評価するための血液検査の一つです。筋肉量の影響を受けにくいため、高齢者や筋肉量が少ない方ではクレアチニンより正確に腎機能を反映する場合があります。2026年のLancet CKDシリーズでも、シスタチンCを用いたeGFR評価の重要性が強調されています。

    Q. 健康診断で「要再検査」と言われました。すぐ受診した方がよいですか?

    A. eGFR低下や尿蛋白陽性を指摘された場合は、一度医療機関で確認することをおすすめします。特に糖尿病や高血圧がある方では、慢性腎臓病(CKD)が隠れていることがあります。

    Q. 腎機能は年齢とともに低下するので、治療は不要ですか?

    A. 加齢によってeGFRは徐々に低下しますが、「年齢のせい」と決めつけるのは危険です。尿蛋白の有無や低下速度によっては、慢性腎臓病として管理が必要な場合があります。

    Q. 高血圧と腎臓病は関係がありますか?

    A. はい。高血圧は腎臓の細い血管を傷つける原因となります。また、腎機能が低下すると血圧が上がりやすくなるため、お互いに悪影響を及ぼします。血圧管理はCKD治療の基本です。

    Q. 糖尿病があると腎臓病になりやすいのですか?

    A. はい。糖尿病は慢性腎臓病の最も多い原因の一つです。血糖管理に加え、血圧管理や体重管理を行うことで腎機能低下の予防が期待できます。

    Q. 腎臓病を予防するために日常生活で気を付けることはありますか?

    A. 減塩、適度な運動、禁煙、適正体重の維持が重要です。また、高血圧や糖尿病がある方は定期的な血液検査・尿検査を受けることをおすすめします。

     

    ※本記事は2026年Lancet CKD Series、KDIGO 2024 CKDガイドライン、日本腎臓学会CKD診療ガイドライン2023などの査読論文・国際ガイドラインを参考に作成しています。

     

    【参考文献】

    1. Herrington WG, Judge PK, Grams ME, et al. Chronic kidney disease. Lancet. 2026.
    慢性腎臓病(CKD)の疫学、診断、病態、予防、治療までを包括的にまとめた総説。
    DOI:https://doi.org/10.1016/S0140-6736(25)01942-7
    URL:https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(25)01942-7/fulltext

    2. Lees JS, Carrero JJ, Levin A, et al. Advances in understanding the impact of sex on kidney health and disease. Lancet. 2026.
    腎疾患における男女差(性差医学)の最新知見をまとめたレビュー。発症率や進行速度、治療反応性の違いについて解説している。
    DOI:https://doi.org/10.1016/S0140-6736(26)00654-9
    URL:https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(26)00654-9/fulltext

    3. Lees JS, Zhang L, Anandh U, et al. Advances in the diagnosis and detection of chronic kidney disease. Lancet. 2026.
    慢性腎臓病(CKD)の早期発見と診断精度向上に関する最新の知見をまとめたレビュー。シスタチンCを用いたeGFR評価、尿アルブミン測定、腎生検、マルチオミクス解析、画像診断、人工知能(AI)を活用した診断技術など、次世代のCKD診断戦略について解説している。また、CKDスクリーニングの費用対効果やリスク予測モデルについても論じている。
    DOI:https://doi.org/10.1016/S0140-6736(26)00702-6
    URL:https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(26)00702-6/fulltext

    4. Levin A, et al. Executive summary of the KDIGO 2024 Clinical Practice Guideline for the Evaluation and Management of Chronic Kidney Disease. Kidney Int. 2024.
    KDIGO 2024 CKDガイドラインの要点をまとめた公式エグゼクティブサマリー。
    DOI:https://doi.org/10.1016/j.kint.2023.10.016

    5. KDIGO. KDIGO 2024 Clinical Practice Guideline for the Evaluation and Management of Chronic Kidney Disease.
    CKDの診断、重症度分類、治療、フォローアップに関する国際標準ガイドライン。
    URL:https://kdigo.org/guidelines/ckd

    6. 日本腎臓学会. エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2023.
    日本人の疫学データや診療実態を踏まえて作成された日本の慢性腎臓病診療ガイドライン。
    URL:https://www.jsn.or.jp

    7. National Kidney Foundation. KDOQI Clinical Practice Guidelines for Chronic Kidney Disease.
    米国におけるCKDの評価、分類、管理に関する代表的なガイドライン。
    URL:https://www.kidney.org/professionals/guidelines

    8. European Renal Association (ERA). Clinical Practice Guidelines.
    欧州腎臓学会によるCKD診療ガイドライン。
    URL:https://www.era-online.org

     

    福本医院は大阪市中央区南船場にある内科・循環器内科です。

    心斎橋、長堀橋、本町、四ツ橋から徒歩圏内にあり、新町・堀江・立売堀をはじめ大阪市西区からも多くの患者様にご来院いただいております。

    動悸、胸痛、息切れ、高血圧などの循環器疾患から、一般内科、健康診断、予防接種まで幅広く対応しております。気になる症状がある方はお気軽にご相談ください。

     

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    この記事の監修

    福本医院

    院長 福本 淳

    内科・循環器内科

    平成9年 神戸大学医学部医学科卒

    医学博士

    循環器専門医(登録番号15490)

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    当院について

     

    2026.06.08 , , , ,

  • blog

    脳疲労(認知疲労)とは?しっかり寝ても眠い原因・症状・対策|福本医院

    この記事のポイント

    スマホやSNSによる情報過多は、脳疲労(認知疲労)の原因になる可能性があります。脳疲労は集中力低下や日中の眠気、睡眠の質の低下につながることがあります。ただし、強い眠気の背景には睡眠時無呼吸症候群などの病気が隠れていることもあるため注意が必要です。

     

    スマートフォンとパソコンを前に、次々と届く通知やメッセージに囲まれて困惑する福本医院キャラクター「いのねえ」の3Dイラスト。机の上には書類や本が積み重なり、情報過多による脳疲労やデジタル疲労を表現している。

    スマホやSNS、メールの通知に追われる毎日。情報の洪水による「脳疲労」を、福本医院キャラクターのいのねえが分かりやすく表現しています。

     

    「脳疲労(認知疲労)」は正式な病名ではありませんが、近年の研究で注目されている概念です。本記事では最新研究をもとに、脳疲労と眠気・集中力低下の関係について解説します。

     

    「しっかり寝ても眠い」はありませんか?

    脳疲労セルフチェック

    □ 朝起きても疲れが取れない

    □ スマホを無意識に開いてしまう

    □ 集中力が続かない

    □ SNSを見続けてしまう

    □ 夕方になると頭が働かない

    □ 寝る直前までスマホを見る

    □ 休日も疲労感が残る

    3項目以上なら生活習慣の見直しを検討しましょう

     

    これらの症状は単なる睡眠不足だけではなく、

    脳疲労(認知疲労:Cognitive Fatigue)

    が関係している可能性があります。

    近年はスマートフォンやSNSの普及により、私たちは人類史上かつてない量の情報にさらされています。

    今回は、近年注目されている「脳疲労」と昼間の眠気の関係について、最新の研究をもとに解説します。

     

    人類はかつてない量の情報にさらされている

    20年前、

    朝起きて確認する情報は

    • 新聞
    • テレビ
    • 電話

    程度でした。

    しかし現在は、

    • LINE
    • メール
    • SNS
    • ニュースアプリ
    • 動画配信サービス
    • AI検索
    • オンライン会議

    など、1日中情報が流れ込み続けています。

    スマートフォンの通知は、仕事中であっても私たちの注意を引きつけます。

    便利になった一方で、脳は絶えず「次の情報」を処理し続けています。

    近年はこのような状態を

    Information Overload(情報過多)

    として研究する動きが活発になっています。

     

    「脳疲労」とは何か?

    認知疲労(Cognitive Fatigue)とは、

    長時間にわたり脳を使い続けることで生じる脳機能の低下状態です。

    脳疲労が進行すると、

    • 集中力低下
    • 判断力低下
    • 作業効率低下
    • ミスの増加
    • 意欲低下

    などが起こります。

    最近では、

    「脳疲労は気のせいではなく、生物学的な変化を伴う可能性がある」

    ことも報告されています。

     

    Brain Drain Effect(ブレインドレイン効果)とは?

    2017年、

    Wardらは

    「スマートフォンが近くにあるだけで認知能力が低下する可能性」

    を報告しました。

    これが

    Brain Drain Effect(ブレインドレイン効果)

    です。

    その後の研究では影響は比較的小さいことも示されていますが、

    特に

    • ワーキングメモリ
    • 注意力

    への影響は完全には否定されていません。

    現在では、

    スマートフォンそのものよりも、

    絶え間ない通知や情報の切り替え

    が脳への負荷になっている可能性が注目されています。

     

    なぜ情報が多いと疲れるのか?

    脳は本来マルチタスクが得意ではありません。

    例えば、

    LINEを確認しながら

    メールを返信し

    ニュースを読み

    SNSを確認する

    という行動は、

    実際には同時処理ではなく、

    高速な切り替え作業です。

    この切り替えを繰り返すたびに脳は注意資源を消費します。

    情報が多すぎる環境では、

    脳は休む時間を失い、

    認知疲労が蓄積していく可能性があります。

     

    脳疲労と睡眠の関係

    脳疲労が蓄積すると、

    夜になっても脳が休息モードに入りにくくなります。

    その結果、

    • 寝つきが悪い
    • 睡眠の質が低下する
    • 朝すっきり起きられない
    • 日中の眠気が強くなる

    という悪循環が起こります。

    夜遅くまでスマートフォンを見続けているいのねえ。ベッドの中で眠そうな表情を浮かべながらスマホを操作しており、周囲にはタブレットや端末が置かれている。スマホによる睡眠不足や脳疲労をイメージした3Dイラスト。

    寝る前のスマートフォン利用は、睡眠の質の低下や脳疲労につながることがあります。夜遅くまで情報を見続ける現代人の姿を、いのねえで表現したイラストです。

     

    昼間の眠気は睡眠時無呼吸症候群かもしれません

    昼間の眠気を

    「脳疲労だから」

    と決めつけてはいけません。

    実際には、

    睡眠時無呼吸症候群(SAS)

    が隠れていることがあります。

    睡眠中に呼吸が何度も止まることで、

    十分な睡眠時間を確保していても

    脳や身体が休息できなくなります。

    以下のような症状がある方は注意が必要です。

    • いびきが大きい
    • 呼吸が止まると言われた
    • 朝の頭痛
    • 高血圧
    • 昼間の強い眠気
    • 運転中に眠くなる

    睡眠時無呼吸症候群は、

    高血圧、不整脈、心筋梗塞、脳卒中とも関連することが知られています。

    当院では簡易睡眠検査にも対応しています。

     

    朝起きられない子どもが増えているのは「スマホのせい」なのでしょうか?

    夜遅くまでスマートフォンゲームをしている福本医院キャラクター「いのっち」と、翌朝ベッドから起きられず眠そうにしている様子を描いたイラスト。夜更かしによる睡眠不足や日中の眠気、生活リズムの乱れを表現している。

    夜遅くまでスマホゲームや動画視聴を続けると、睡眠時間や睡眠の質が低下し、翌朝の強い眠気や集中力低下につながることがあります。

     

    近年、

    – 朝起きられない
    – 午前中は体調が悪い
    – 学校へ行こうとすると頭痛やめまいがする
    – 昼になると元気になる
    – 夜になるとゲームやスマートフォンは続けられる

    といった症状で悩むお子さんについての相談が増えています。

    こうした症状は、

    – 起立性調節障害(OD)
    – 睡眠障害
    – 自律神経の乱れ
    – 睡眠不足
    – 貧血
    – 心理的ストレス

    など、さまざまな原因で起こります。

    そのため、

    「スマホやゲームが原因です」

    と単純に結論づけることはできません。

    実際には、

    – 起立性調節障害が先に存在する
    – 睡眠障害が背景にある
    – 学校生活のストレスが関係している
    – 発達特性が影響している

    など、複数の要因が重なっているケースも少なくありません。

    一方で近年の研究では、スマートフォンやゲームの長時間利用が、

    – 睡眠時間の短縮
    – 睡眠の質の低下
    – 昼夜逆転
    – 身体活動量の低下
    – 認知疲労(Cognitive Fatigue)

    と関連することが報告されています。

    特に現代の子どもたちは、

    学校の授業

    SNS

    動画視聴

    オンラインゲーム

    メッセージアプリ

    というように、一日を通して大量の情報を処理しています。

    脳は本来マルチタスクが得意ではなく、情報の切り替えを繰り返すことで注意資源を消費します。

    その結果、

    – 集中力の低下
    – 判断力の低下
    – 強い疲労感
    – 睡眠の質の悪化

    につながる可能性が指摘されています。

    現在の科学では、

    「スマホが起立性調節障害を直接引き起こす」

    という十分な証拠はありません。

    しかし、

    「スマホやゲームの長時間利用が、睡眠や生活リズム、自律神経機能に影響し、起立性調節障害に似た症状や日中の眠気を悪化させる可能性」

    は十分に考えられています。

    朝起きられないお子さんをみた場合、

    単に「怠けている」と考えるのではなく、

    – 睡眠不足
    – 睡眠障害
    – 起立性調節障害
    – 貧血
    – 自律神経の乱れ
    – 情報過多による脳疲労

    などの可能性も含めて評価することが大切です。

    実際の診療では、

    「ゲームをやめれば治る」

    「スマホを取り上げれば解決する」

    といった単純な問題ではないケースも多く見られます。

    まずは睡眠や生活リズムを整えながら、背景に病気が隠れていないかを丁寧に確認していくことが大切です。

     

    夜更かしやスマホで「朝起きられない」のはなぜ?

    私たちの体は朝になると、

    – 交感神経が活性化する
    – 心拍数が増える
    – 血圧が上がる
    – 脳の覚醒レベルが高まる

    ことで「起床モード」へ切り替わります。

    しかし、

    – 夜更かし
    – 深夜のスマートフォン利用
    – 睡眠不足
    – 昼夜逆転

    などが続くと、体内時計や自律神経の働きが乱れ、この切り替えがうまくいかなくなることがあります。

    その結果、

    – 朝起きても頭が働かない
    – 立ちくらみがする
    – めまいや頭痛が起こる
    – 午前中は調子が悪い

    といった症状につながる可能性があります。

    特に起立性調節障害(OD)では、立ち上がった際に血圧や心拍数を適切に調整できず、朝の不調が目立つことがあります。

    現在の科学では、

    「スマホが起立性調節障害を直接引き起こす」

    という十分な証拠はありません。

    しかし、

    「夜更かしや睡眠不足が、体内時計や自律神経の働きを乱し、朝の覚醒や血圧調節を難しくする可能性」

    は十分に考えられています。

     

    脳疲労対策 ~デジタルデトックスも取り入れてみましょう~

    近年では、

    • スマホ依存
    • SNS依存
    • ゲーム依存
    • デジタル依存

    といった言葉を耳にする機会が増えています。

    医学的な診断名ではないものもありますが、スマートフォンやSNS、動画、ゲームへの過度な依存は、睡眠不足や認知疲労(脳疲労)、生活リズムの乱れにつながる可能性が指摘されています。

    こうした状況を改善する方法として、

    デジタルデトックス(一定時間スマートフォンやSNSから離れる取り組み)

    が注目されています。

    完全にスマートフォンを使わない生活を目指す必要はありません。大切なのは、脳が休息できる時間を意識的につくることです。

    今日からできる脳疲労対策

    • 就寝1時間前はスマホやタブレットを見ない
    • 通知を必要最小限に設定する
    • SNSを見る時間帯を決める
    • 1時間に1回は画面から目を離す
    • 朝日を浴びて体内時計を整える
    • 定期的な運動習慣を持つ
    • 自然の多い場所で過ごす時間を作る
    • 寝室にはスマートフォンを持ち込まない

    小さな習慣の積み重ねが、脳の休息や睡眠の質の改善につながる可能性があります。

     

    福本医院から

    「眠い=寝不足」とは限りません。

    「しっかり寝ても眠い」「集中力が続かない」といった症状は、単なる睡眠不足だけでなく、睡眠時無呼吸症候群、起立性調節障害、貧血、甲状腺疾患などの病気が背景にあることもあります。

    また近年は、スマートフォンやSNSによる情報過多や認知疲労(脳疲労)が、睡眠の質の低下や日中の眠気に影響する可能性も指摘されています。

    日中の強い眠気、集中力低下、朝起きられない、いびきが気になるなどの症状でお困りの方は、お気軽にご相談ください。

     

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    こんな方はこの記事がおすすめです

    • しっかり寝ても眠い方
    • 集中力が続かない方
    • スマホやSNSを見る時間が長い方
    • 朝起きるのがつらい方
    • 睡眠時無呼吸症候群が心配な方

     

    FAQ

    Q1. 脳疲労とは何ですか?

    脳を長時間使い続けることで起こる認知機能の低下状態です。集中力や判断力の低下、強い疲労感として現れることがあります。

    Q2. 脳疲労は病気ですか?

    病名ではありません。しかし認知疲労(Cognitive Fatigue)として研究が進んでおり、睡眠や仕事、学業のパフォーマンスに影響する可能性があります。

    Q3. スマホを見るだけで脳は疲れますか?

    スマホそのものよりも、通知や情報の切り替えが脳への負荷になる可能性があると考えられています。

    Q4. Brain Drain Effectとは何ですか?

    スマートフォンが近くにあるだけで認知資源が消費される可能性を示した研究から提唱された概念です。

    Q5. 昼間の眠気は脳疲労だけが原因ですか?

    いいえ。睡眠不足、睡眠時無呼吸症候群、貧血、甲状腺疾患、うつ状態なども原因になります。

    Q6. 睡眠時無呼吸症候群でも昼間眠くなりますか?

    なります。十分な睡眠時間を取っていても睡眠の質が低下するため、日中の眠気が強くなることがあります。

    Q7. 子どものスマホ使用は睡眠に影響しますか?

    長時間の使用は睡眠時間短縮や睡眠の質低下との関連が報告されています。

    Q8. 朝起きられない子どもは怠けているのでしょうか?

    そうとは限りません。起立性調節障害、睡眠障害、自律神経の乱れなどが隠れていることがあります。

    Q9. 脳疲労を改善する方法はありますか?

    睡眠の確保、運動習慣、スマホ利用時間の見直し、通知の整理などが役立つ可能性があります。

    Q10. 昼間の眠気が続く場合は受診した方がよいですか?

    仕事や学業、運転に支障が出る場合は受診をおすすめします。

    Q11. 脳疲労とうつ病は違うのですか?

    脳疲労と抑うつ症状は似ていることがあります。脳疲労では集中力低下や疲労感が中心ですが、気分の落ち込みや興味・関心の低下が続く場合はうつ病などの可能性もあります。

    Q12. 脳疲労は何科を受診すればよいですか?

    強い眠気や集中力低下が続く場合は、まず内科で睡眠障害や貧血、甲状腺疾患などの有無を確認することが大切です。症状に応じて専門科をご案内します。

    Q13. コーヒーやエナジードリンクで脳疲労は改善しますか?

    カフェインによって一時的に眠気が軽減したように感じることはあります。しかし、脳疲労そのものを改善しているわけではありません。過剰摂取は睡眠の質低下や動悸の原因になることもあるため注意が必要です。

    Q14. スマホを使う時間はどのくらいまでなら大丈夫ですか?

    個人差がありますが、就寝前1時間はスマホやタブレットの使用を控えることが推奨されています。長時間連続使用を避け、定期的に休憩を取ることが大切です。

    Q15. 脳疲労は子どもにも起こりますか?

    起こる可能性があります。スマートフォン、動画視聴、SNS、オンラインゲームなどにより情報処理量が増え、集中力低下や睡眠不足につながることがあります。

    Q16. 朝起きられないのは脳疲労が原因ですか?

    脳疲労が関与する可能性はありますが、睡眠不足、睡眠時無呼吸症候群、起立性調節障害、貧血などが原因の場合もあります。

    Q17. Apple Watchで脳疲労は分かりますか?

    現時点では脳疲労そのものを診断することはできません。しかし睡眠時間や睡眠の質の変化、不整脈や睡眠時無呼吸の兆候を把握する参考になる場合があります。

    Q18. 脳疲労は運動で改善しますか?

    適度な運動は睡眠の質やストレス軽減に役立つため、脳疲労の改善につながる可能性があります。無理のない範囲で継続することが大切です。

    Q19. 脳疲労と睡眠時無呼吸症候群は関係がありますか?

    睡眠時無呼吸症候群では睡眠の質が低下するため、日中の眠気や集中力低下が起こります。脳疲労と思っていた症状の背景に睡眠時無呼吸症候群が隠れていることもあります。

    Q20. どのような場合に受診した方がよいですか?

    十分に寝ているのに強い眠気が続く場合、仕事や学業に支障がある場合、いびきや無呼吸を指摘された場合、運転中に眠くなる場合は医療機関への相談をおすすめします。

    Q21. デジタルデトックスとは何ですか?

    デジタルデトックスとは、一定時間スマートフォンやSNS、ゲームなどのデジタル機器から距離を置く取り組みです。情報過多によるストレスや認知疲労の軽減、睡眠の質の改善を目的として行われます。

    Q22. スマホ依存症は病気ですか?

    スマホ依存症という診断名は一般的ではありませんが、スマートフォンの過度な使用によって学業、仕事、人間関係、睡眠などに支障が生じている状態は問題となります。必要に応じて医療機関への相談も検討しましょう。

    Q23. 脳疲労は何日で回復しますか?

    脳疲労の回復期間には個人差があります。数日の休息で改善する場合もあれば、長期間の睡眠不足やストレス、情報過多が続いている場合は数週間以上かかることもあります。十分な睡眠、適度な運動、スマホ利用時間の見直しなどが大切です。

    Q24. 脳疲労と自律神経失調症の違いは何ですか?

    脳疲労は認知機能の疲労状態を指す概念であり、自律神経失調症は自律神経のバランスが乱れた状態を指します。症状が重なることもありますが、同じ意味ではありません。

    Q25. 脳疲労で頭痛やめまいは起こりますか?

    起こる可能性があります。ただし頭痛やめまいには他の病気が隠れていることもあるため、症状が続く場合は医療機関への相談をおすすめします。

    Q26. 脳疲労は病院で検査できますか?

    現時点で脳疲労そのものを診断する特別な検査はありません。しかし眠気や集中力低下の背景にある睡眠障害、貧血、甲状腺疾患などを調べることは可能です。

    Q27. 脳疲労は認知症と関係がありますか?

    脳疲労と認知症は異なるものです。脳疲労では休息や生活習慣の改善で症状が軽減することがあります。一方、認知症では記憶障害や判断力低下が進行することがあります。物忘れや認知機能低下が続く場合は医療機関へ相談しましょう。

    Q28. 脳疲労のセルフチェック方法はありますか?

    「しっかり寝ても眠い」「集中力が続かない」「スマホを何度も確認してしまう」「夕方になると頭が働かない」といった症状が続く場合、脳疲労が関係している可能性があります。ただし睡眠時無呼吸症候群や貧血などの病気が隠れていることもあるため注意が必要です。

    Q29. 朝起きられないのは血圧が低いからですか?

    必ずしもそうではありません。しかし睡眠不足や起立性調節障害、自律神経の乱れによって、朝に血圧や心拍数を十分上げられず、起床時のだるさや立ちくらみが起こることがあります。

    Q30. 夜更かしは自律神経に影響しますか?

    夜更かしや不規則な生活は体内時計を乱し、自律神経の働きに影響する可能性があります。特に朝の覚醒や血圧調節がうまくいかず、起きづらさや日中の眠気につながることがあります。

     

    【参考文献】

    1. Ward AF, Duke K, Gneezy A, Bos MW.

    Brain Drain: The Mere Presence of One’s Own Smartphone Reduces Available Cognitive Capacity

    Journal of the Association for Consumer Research. 2017;2(2):140-154.

    【概要】
    スマートフォンを使用していなくても、近くに存在するだけでワーキングメモリや認知能力が低下する可能性を示した代表的研究。「Brain Drain Effect(ブレインドレイン効果)」の名称で広く知られている。

    DOI 10.1086/691462

    URL https://doi.org/10.1086/691462

     

    2. Parry DA, le Roux DB, Davidson BI, Sewall CJR, Fisher JT, Mieczkowski H, Quintana DS.

    Does the Mere Presence of a Smartphone Impact Cognitive Performance? A Meta-analysis of the “Brain Drain Effect”

    Media Psychology. 2024.

    【概要】
    Brain Drain Effectに関する大規模メタ解析。スマートフォンの存在による認知機能への影響は存在する可能性があるものの、その効果は比較的小さいことを示した。

    DOI 10.1080/15213269.2023.2286647

    URL https://doi.org/10.1080/15213269.2023.2286647

     

    3. Skowronek J, Seifert A, Lindberg S, et al.

    The Mere Presence of a Smartphone Reduces Basal Attentional Performance

    Scientific Reports. 2023;13:10311.

    【概要】
    スマートフォンを操作していなくても、近くに置かれているだけで注意機能に影響を与える可能性を示した研究。

    DOI 10.1038/s41598-023-36256-4

    URL https://doi.org/10.1038/s41598-023-36256-4

     

    4. Wiehler A, Brunschwig C, Chammat M, et al.

    A Neuro-Metabolic Account of Why Daylong Cognitive Work Alters the Control of Economic Decisions

    Current Biology. 2022;32(16):3564-3575.e5.

    【概要】
    長時間の認知作業によって前頭前野にグルタミン酸が蓄積する可能性を示した研究。脳疲労に生物学的基盤が存在する可能性を示した重要論文。

    DOI 10.1016/j.cub.2022.07.010

    URL https://doi.org/10.1016/j.cub.2022.07.010

     

    5. Pessiglione M, Blain B, Wiehler A, Naik S.

    Origins and Consequences of Cognitive Fatigue

    Trends in Cognitive Sciences. 2025;29(5):395-408.

    【概要】
    認知疲労(Cognitive Fatigue)の発生機序、神経科学的背景、行動や意思決定への影響を整理した最新レビュー。

    DOI 10.1016/j.tics.2025.02.005

    URL https://doi.org/10.1016/j.tics.2025.02.005

     

    6. Chang AM, Aeschbach D, Duffy JF, Czeisler CA.

    Evening Use of Light-Emitting eReaders Negatively Affects Sleep, Circadian Timing, and Next-Morning Alertness

    Proceedings of the National Academy of Sciences USA. 2015;112(4):1232-1237.

    【概要】
    夜間の発光デバイス使用が睡眠の質や体内時計、翌朝の覚醒度に悪影響を及ぼすことを示した代表的研究。

    DOI 10.1073/pnas.1418490112

    URL https://doi.org/10.1073/pnas.1418490112

     

    7. Bringmann H, et al.

    Mitochondrial Origins of the Pressure to Sleep

    Nature. 2023;621:798-806.

    【概要】
    睡眠欲求の形成にミトコンドリア由来シグナルが関与する可能性を示したNature掲載論文。睡眠と脳疲労の関係を考える上で重要な基礎研究。

    DOI 10.1038/s41586-023-06457-9

    URL https://doi.org/10.1038/s41586-023-06457-9

     

    8. Johns MW.

    A New Method for Measuring Daytime Sleepiness: The Epworth Sleepiness Scale

    Sleep. 1991;14(6):540-545.

    【概要】 日中の眠気評価尺度であるESS(Epworth Sleepiness Scale)の原著論文。

    DOI 10.1093/sleep/14.6.540

    URL https://doi.org/10.1093/sleep/14.6.540

     

    9. Hillman D, Mitchell S, Streatfeild J, et al.

    The Economic Cost of Inadequate Sleep

    Sleep. 2018;41(8):zsy083.

    【概要】
    睡眠不足が社会・経済に与える影響を評価した研究。睡眠障害による生産性低下や経済損失を定量的に示している。

    DOI 10.1093/sleep/zsy083

    URL https://doi.org/10.1093/sleep/zsy083

     

    10. Scott H, Biello SM, Woods HC.

    Social media use and adolescent sleep patterns: cross-sectional findings from the UK millennium cohort study.

    BMJ Open. 2019;9(9):e031161.

    【概要】

    英国のミレニアムコホート研究(MCS)に参加した13〜15歳の若者11,884名の膨大なデータを分析し、日中のSNS利用時間と睡眠パターン(就寝時刻・起床時刻・夜間の途中覚醒など)との関連を検証した大規模な横断研究。1日5時間以上の「超高頻度利用(Very high users)」の若者は、1〜3時間利用の平均的な層と比較して、学校がある日の就寝時刻が23時以降に遅れるリスクが2.14倍(OR 2.14, 95% CI 1.83-2.50)、夜間に目が覚めたあとの再入眠が困難になるリスクが1.36倍(OR 1.36, 95% CI 1.10-1.66)に高まることを報告している。特に女子においてSNSの利用時間が長く、睡眠の乱れが顕著である傾向が示された。

    DOI 10.1136/bmjopen-2019-031161

    URL https://doi.org/10.1136/bmjopen-2019-031161

    11. Hale L, Guan S.
    Screen time and sleep among school-aged children and adolescents: A systematic literature review.
    Sleep Medicine Reviews. 2015;21:50-58.

    【概要】
    子ども・思春期におけるスクリーンタイムと睡眠障害との関連をまとめた代表的レビュー。スクリーンタイム増加が就寝時刻の遅延、睡眠時間短縮、睡眠の質低下と関連することを報告。

    DOI 10.1016/j.smrv.2014.07.007

    URL https://doi.org/10.1016/j.smrv.2014.07.007

     

    福本医院は大阪市中央区南船場にある内科・循環器内科です。

    心斎橋、長堀橋、本町、四ツ橋から徒歩圏内にあり、新町・堀江・立売堀をはじめ大阪市西区からも多くの患者様にご来院いただいております。

    動悸、胸痛、息切れ、高血圧などの循環器疾患から、一般内科、健康診断、予防接種まで幅広く対応しております。気になる症状がある方はお気軽にご相談ください。

     

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    この記事の監修

    福本医院

    院長 福本 淳

    内科・循環器内科

    平成9年 神戸大学医学部医学科卒

    医学博士

    循環器専門医(登録番号15490)

    経歴について、詳しくはこちら

    当院について

     

    2026.06.03 , , , ,

  • blog

    【週刊現代掲載】福本医院が「最高の病院&クリニック(心臓・循環器科編)」に掲載されました

    記事のポイント

    ・福本医院が週刊現代「最高の病院&クリニック」に掲載されました

    ・心臓・循環器領域の医療機関としてご紹介いただきました

    ・循環器診療に加え、一般内科・発熱外来・予防接種・健康診断にも対応しています

    ・高血圧・不整脈・胸痛・息切れ・心不全などの診療を行っています

    ・必要に応じて大学病院や地域の基幹病院と連携し、適切な医療をご提案しています

    福本医院の公式キャラクター「ふくぼ先生」が週刊現代を手に持ち、週刊現代「最高の病院&クリニック(心臓・循環器科編)」掲載を紹介しているイラスト

    福本医院は、2025年9月16日発売の週刊現代(2025年9月29日号)特集「最高の病院&クリニック」に掲載されました。

     

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    このたび福本医院は、週刊現代「最高の病院&クリニック(心臓・循環器科編)」に掲載されました。

    日頃より当院を信頼して受診してくださる患者様、地域医療に携わる医療機関の皆様、そして支えてくれているスタッフのおかげです。

    心より感謝申し上げます。

    福本医院は、大阪市中央区・心斎橋で地域の皆様の健康を支える「かかりつけ医」として診療を行っています。

    一方で、循環器専門医として高血圧や不整脈、心不全などの循環器疾患にも専門的に対応しています。

    今回の掲載を励みに、今後も地域医療に貢献できるよう努めてまいります。

     

    週刊現代「最高の病院&クリニック(心臓・循環器科編)」の特集扉ページ。全国250施設の医療機関が紹介され、心不全・不整脈・大動脈瘤・弁膜症など循環器疾患に携わる医師や医療機関を特集している。

     

    週刊現代「最高の病院&クリニック」とは?

    週刊現代では毎年、全国の医療機関を対象とした特集記事が掲載されています。

    今回の「最高の病院&クリニック(心臓・循環器科&耳鼻咽喉科編)」では、全国250施設の医療機関が紹介されました。

    このうち心臓・循環器領域では128施設が掲載され、福本医院もその一つとしてご紹介いただきました。

     

     福本医院の循環器診療

    循環器疾患は、早期発見・早期治療が重要です。

    しかし、

    ・動悸がする

    ・胸が痛む

    ・息切れがする

    ・血圧が高い

    ・健康診断で異常を指摘された

    といった症状があっても、

    「どこを受診すれば良いかわからない」

    という方も少なくありません。

    福本医院では、

    ・高血圧

    ・不整脈

    ・狭心症

    ・心筋梗塞の既往

    ・弁膜症

    ・心房細動

    ・心不全

    ・動脈硬化

    ・睡眠時無呼吸症候群

    などの診療を行っています。

    また、

    ・心電図

    ・ホルター心電図

    ・心エコー検査

    ・ABI(血管年齢検査)

    などを活用しながら診断・治療を進めています。

     

    福本医院が掲載されたページ

    ※掲載内容は週刊現代編集部による取材・編集に基づくものです。

    週刊現代「最高の病院&クリニック(心臓・循環器科編)」掲載ページ。福本医院を含む全国の循環器領域の医療機関が紹介されている。

    週刊現代「最高の病院&クリニック(心臓・循環器科編)」に掲載された福本医院の掲載部分。大阪市中央区南船場の循環器内科として紹介されている。

    大阪市中央区南船場の福本医院が、週刊現代「最高の病院&クリニック(心臓・循環器科編)」に掲載された部分です。

     

    動悸、胸痛、息切れ、高血圧などの症状でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

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    一般内科の診療も大切にしています

    福本医院は循環器内科だけではなく、

    ・風邪症状

    ・発熱

    ・胃腸炎

    ・生活習慣病

    ・予防接種

    ・健康診断

    など、幅広い一般内科診療にも対応しています。

    「まず相談したい」

    という患者様にとって身近な存在でありたいと考えています。

     

    必要に応じて専門病院と連携しています

    当院ですべての医療を完結させることが目的ではありません。

    より高度な検査や治療が必要と判断した場合には、大学病院や地域の基幹病院と連携し、患者様にとって適切な医療をご提案しています。

    地域のクリニックだからこそできることと、専門病院だからこそできることをつなぐ役割を大切にしています。

    必要に応じて大学病院や地域の基幹病院と連携し、適切な医療をご提案しています。

     

    院長より

    今回の掲載は、福本医院を支えてくださる患者様、スタッフ、地域医療機関の皆様のおかげです。

    改めて心より感謝申し上げます。

    これからも地域の皆様に安心してご相談いただけるクリニックを目指し、循環器専門医としての専門性と、かかりつけ医としての身近さの両立を大切にしながら診療を続けてまいります。

    今後とも福本医院をよろしくお願いいたします。

     

     

    福本医院は大阪市中央区南船場にある内科・循環器内科です。

    心斎橋、長堀橋、本町、四ツ橋から徒歩圏内にあり、新町・堀江・立売堀をはじめ大阪市西区からも多くの患者様にご来院いただいております。

    動悸、胸痛、息切れ、高血圧などの循環器疾患から、一般内科、健康診断、予防接種まで幅広く対応しております。気になる症状がある方や心電図異常や健康診断結果のご相談もお気軽にご相談ください。

     

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    よくあるご質問(FAQ)

    Q1. 福本医院は循環器専門医が診療していますか?

    はい。当院では循環器専門医が診療を行っています。

    高血圧、不整脈、胸痛、息切れ、心不全などの循環器疾患に対応しており、一般内科診療も行っています。

    Q2. 動悸や胸痛などの症状だけでも受診できますか?

    もちろんです。

    「少し動悸がする」「胸が痛むことがある」「息切れが気になる」といった症状の中には、循環器疾患が隠れている場合があります。

    症状が軽い場合でも、お気軽にご相談ください。

    Q3. 健康診断で血圧や心電図の異常を指摘された場合は受診した方が良いですか?

    はい、受診をおすすめします。

    健康診断での高血圧や心電図異常は、自覚症状がなくても治療や経過観察が必要な病気のサインである場合があります。

    結果票をご持参のうえ、ご相談ください。

    Q4. 心エコー検査やホルター心電図検査は受けられますか?

    はい、当院で実施しています。

    心エコー検査、ホルター心電図検査、ABI(血管年齢検査)などを活用しながら診断・治療を行っています。

    症状や検査結果に応じて適切な検査をご提案いたします。

    Q5. 紹介状がなくても受診できますか?

    はい、紹介状がなくても受診していただけます。

    動悸、胸痛、息切れ、高血圧、健診異常などで気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

    必要に応じて大学病院や地域の基幹病院とも連携し、適切な医療をご提案しています。

    Q6. 高血圧の治療だけでも受診できますか?

    はい。
    健康診断で高血圧を指摘された方や、ご家庭で血圧が高い方もお気軽にご相談ください。

    Q7. Apple Watchの不整脈通知について相談できますか?

    はい。
    Apple Watchで不整脈や睡眠時無呼吸の通知を受けた場合もご相談いただけます。
    必要に応じて心電図やホルター心電図検査をご提案いたします。

     

    この記事の監修

    福本医院

    院長 福本 淳

    内科・循環器内科

    平成9年 神戸大学医学部医学科卒

    医学博士

    循環器専門医(登録番号15490)

    経歴について、詳しくはこちら

    当院について

    外国人患者様へのご案内|完全予約制・日本語診療について / Information for International Patients

    【ラジオ出演】福本医院 院長と総合診療、感染症専門医が生放送で解説|総合診療と感染症の正しい知識 📻 ラジオ関西「寺谷一紀のまいど!まいど!」出演のご報告 心斎橋の内科・循環器内科

    2026.06.01 , , , ,

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    【2026年春に増加】コロナもインフルも陰性なのに咳が止まらない|ヒトメタニューモウイルスとは?【大阪・心斎橋 福本医院】

    この記事のポイント

    • コロナ陰性でも咳が続くことがある
    • ヒトメタニューモウイルスは咳が長引きやすい
    • 夜間に咳が悪化しやすい
    • 百日咳との違いがある
    • 息苦しさや高熱があれば受診を

    38℃の発熱と咳に苦しむ福本医院公式キャラクター「いのっち」。夜の寝室でベッドに横になりながら咳き込み、額には冷却シート、少量の鼻水と発熱による倦怠感がみられる3Dイラスト。夜間に悪化する咳や気管支炎をイメージした場面。

    熱は下がり始めたのに咳だけが続く――。ヒトメタニューモウイルスなどの呼吸器感染症では、夜になると咳が悪化し、眠れなくなることがあります。

     

    こんにちは、福本医院です。

    今年の春から初夏にかけて、

    「コロナもインフルエンザも陰性でした」

    「熱は下がったのに咳だけがずっと続いています」

    「夜になると咳が止まらず眠れません」

    という患者さんが非常に増えています。

    実際には長引く咳の原因はひとつではなく、

    ・ヒトメタニューモウイルス(hMPV)
    ・RSウイルス
    ・ライノウイルス
    ・百日咳
    ・マイコプラズマ感染症
    ・新型コロナウイルス感染症

    など様々な可能性があります。

    その中でも近年注目されているのが「ヒトメタニューモウイルス」です。

    今回は、このウイルスの特徴や百日咳との違い、受診の目安について分かりやすく解説します。

     

    こんな症状はありませんか?

    □ 熱は下がったのに咳だけ続く

    □ 夜になると咳が悪化する

    □ 横になると咳き込む

    □ 会話すると咳が出る

    □ 咳で夜眠れない

    □ 息を吸うとゼーゼーする

    □ コロナやインフルの検査は陰性だった

    このような症状がある場合、ヒトメタニューモウイルスなどによる気管支炎が隠れていることがあります。

     

    発熱・かぜ・嘔吐・下痢は発熱外来へ|感染対策のため診療時間を分けています【心斎橋 福本医院】

     

    ヒトメタニューモウイルスとは?

    ヒトメタニューモウイルス(Human Metapneumovirus:hMPV)は2001年に発見された呼吸器ウイルスです。

    子どもの感染症として知られていますが、大人にも感染します。

    感染力や重症度はインフルエンザや新型コロナウイルスほど強くなく、多くの方では「少し咳が長引く風邪」と考えていただいて差し支えありません。

    ただし、

    ・高齢者
    ・乳幼児
    ・喘息のある方
    ・慢性肺疾患のある方
    ・免疫力が低下している方

    では気管支炎や肺炎を起こすこともあるため注意が必要です。

     

    なぜ咳だけ長引くの?

    このウイルスは気管支の粘膜を刺激するため、

    熱が下がった後も気道が敏感な状態になります。

    その結果、

    ・冷たい空気
    ・会話
    ・運動
    ・タバコの煙
    ・エアコン

    などの刺激で咳が出やすくなります。

    咳だけが3週間〜1か月近く続くことも珍しくありません。

     

    夜になると咳がひどくなる理由

    患者さんから特によく聞かれるのが、

    「昼は大丈夫なのに夜だけ咳が止まりません」

    という症状です。

    これは、

    ・横になることで鼻水が喉へ流れ込む
    ・夜間は気管支が狭くなりやすい
    ・乾燥した空気で気道が刺激される

    などが原因と考えられています。

     

    百日咳との違い

    長引く激しい咳といえば百日咳も有名です。

    ただし両者には違いがあります。

    ヒトメタニューモウイルス

    ・発熱を伴うことが多い
    ・鼻水がしっかり出る
    ・熱の後に咳が残る

    百日咳

    ・発熱は軽いことが多い
    ・鼻水は少ない
    ・咳が徐々に激しくなる
    ・咳き込みで息が苦しくなる

    また、百日咳は細菌感染症であり抗菌薬が有効な場合がありますが、ヒトメタニューモウイルスはウイルス感染症のため特効薬はありません。

     

    なぜ最近増えていると言われているの?

    近年は感染対策が続いた影響で、

    このウイルスに接する機会が減り、十分な免疫が作られていない人が増えている可能性が指摘されています。

    また社会活動の活発化に伴い、以前より感染が広がりやすい環境になっているとも考えられています。

     

    検査はできますか?

    ヒトメタニューモウイルスの迅速検査は存在します。

    しかし日本では保険適用に制限があり、

    主に6歳未満で肺炎や気管支炎が疑われる場合などに行われます。

    そのため当院では、通常検査を行っておりません。

     

    治療は?

    現在、ヒトメタニューモウイルスに対する特効薬はありません。

    そのため、

    ・咳止め
    ・去痰薬
    ・吸入薬
    ・気管支拡張薬

    などを用いて症状を和らげる治療が中心になります。

     

    こんな時は早めに受診を

    次のような症状がある場合は早めの受診をおすすめします。

    ・息苦しい
    ・ゼーゼーする
    ・胸が痛い
    ・高熱が続く
    ・咳で眠れない
    ・食事や水分がとれない

    気管支炎や肺炎を起こしている可能性があります。

     

    福本医院からのご案内

    福本医院では、

    ・長引く咳
    ・気管支炎
    ・肺炎
    ・発熱後の呼吸器症状

    の診察を行っています。

    「コロナもインフルも陰性だったのに咳だけ残っている」

    という方も、お気軽にご相談ください。

     

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    FAQ

    Q. 大人も感染しますか?

    はい。子どもだけでなく大人も感染します。

    Q. コロナやインフルの検査が陰性でも感染していますか?

    可能性があります。

    Q. 咳はどれくらい続きますか?

    数週間続くことがあります。

    Q. 抗生物質は効きますか?

    通常は効きません。

    Q. 学校や仕事には行けますか?

    発熱や全身状態によって判断します。

    Q. 何日くらいで熱は下がりますか?

    一般的には数日で改善することが多いです。

    Q. ワクチンはありますか?

    現在一般的に使用されているワクチンはありません。

    Q. 再感染しますか?

    再感染することがあります。

    Q. 肺炎になりますか?

    高齢者や基礎疾患のある方では起こることがあります。

    Q. 咳だけ残ることはありますか?

    よくあります。

     

    参考文献

    ① Liu JW, Lai CC, Hsueh PR.

    Resurgence of human metapneumovirus in the post-COVID-19 era: pathogenesis, epidemiological shifts, clinical impact, and future challenges

    掲載誌:The Lancet Infectious Diseases(2025)

    COVID-19流行後のヒトメタニューモウイルス再流行、季節変化、臨床的特徴を総括したレビュー。

    https://doi.org/10.1016/S1473-3099(25)00240-3

    ② Mohammadi K, Faramarzi S, Yaribash S, et al.

    Human metapneumovirus (hMPV) in 2025: emerging trends and insights from community and hospital-based respiratory panel analyses – a comprehensive review

    掲載誌:Virology Journal(2025)

    ヒトメタニューモウイルスの疫学、診断、検査技術、流行動向をまとめた総説。

    https://doi.org/10.1186/s12985-025-02782-y

    ③ Aggarwal S, Agarwal A.

    A Narrative Review of Current Updates, Advancements, and Evolving Landscape in Public Health Research of Human Metapneumovirus

    掲載誌:Indian Journal of Community Medicine(2026)

    公衆衛生学的観点からみた最新研究レビュー。

    https://doi.org/10.4103/ijcm.ijcm_208_25

     

    福本医院は大阪市中央区南船場にある内科・循環器内科です。

    心斎橋、長堀橋、本町、四ツ橋から徒歩圏内にあり、新町・堀江・立売堀をはじめ大阪市西区からも多くの患者様にご来院いただいております。

    動悸、胸痛、息切れ、高血圧などの循環器疾患から、一般内科、健康診断、予防接種まで幅広く対応しております。気になる症状がある方はお気軽にご相談ください。

     

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    この記事の監修

    福本医院

    院長 福本 淳

    内科・循環器内科

    平成9年 神戸大学医学部医学科卒

    医学博士

    循環器専門医(登録番号15490)

    経歴について、詳しくはこちら

    当院について

    外国人患者様へのご案内|完全予約制・日本語診療について / Information for International Patients

     

    付録

    2026.05.31 , , , ,

  • blog

    【循環器専門医が解説】動悸・胸痛・息切れ・高血圧…心臓の症状でお悩みの方へ|大阪・心斎橋の循環器内科 福本医院

    この記事のポイント

    • 動悸・胸痛・息切れ・高血圧は、心臓や血管の病気のサインのことがあります
    • 「年齢のせい」と思っていた症状の背景に、不整脈や心不全が隠れている場合があります
    • 健康診断の血圧異常・心電図異常・BNP高値は重要なサインです
    • 福本医院では、心電図・Holter心電図・心エコー・ABI検査など幅広い循環器検査に対応しています
    • Apple Watchやスマートウォッチの不整脈通知のご相談も増えています
    • 循環器内科は「重症の人だけが行く場所」ではなく、軽い症状の段階から相談できます

     

    診察室でふくぼ先生がいのっちの胸に聴診器を当てて診察し、リリー看護師がそばで優しく見守っている福本医院の3Dイラスト

    ふくぼ先生がいのっちを診察し、リリー看護師がやさしく見守る、安心感のある福本医院の診療風景です。

     

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    「最近、動悸がする」
    「健康診断で血圧が高いと言われた」
    「Apple Watchで不整脈通知が出た」
    「階段で息切れするようになった」
    「胸が締め付けられる感じがする」

    こうした症状は、加齢や疲れだけでなく、心臓や血管の病気が関係している場合があります。

    循環器内科は、

    • 心臓
    • 血管
    • 血圧
    • 脈(不整脈)

    などを専門的に診る診療科です。

    大阪・心斎橋の福本医院では、循環器専門医として、

    • 高血圧
    • 不整脈
    • 心房細動
    • 動悸
    • 胸痛
    • 息切れ
    • 心不全
    • 動脈硬化
    • 健康診断異常

    など、幅広い循環器診療を行っています。

    「循環器に行くほどではないかも…」という段階でも、お気軽にご相談ください。

     

    循環器内科とは?

    循環器内科は、血液を全身へ送り出す「循環システム」の病気を診る専門分野です。

    具体的には、

    • 心臓
    • 血管
    • 血圧
    • 脈拍

    に関係する病気を扱います。

    循環器の病気というと、

    • 心筋梗塞
    • 狭心症
    • 心不全

    など重い病気をイメージされる方も多いですが、実際には、

    • 健康診断の血圧異常
    • 軽い動悸
    • むくみ
    • 息切れ
    • 脈の乱れ

    など、日常的な症状のご相談も非常に多い診療科です。

     

    こんな症状は循環器内科へご相談ください

    動悸

    • 心臓がドキドキする
    • 脈が速い
    • 脈が飛ぶ感じがする
    • 突然脈が乱れる

    不整脈や心房細動などが隠れている場合があります。

    Apple Watchで不整脈・睡眠時無呼吸の通知が来たら? 2026年6月から7日間Holterへ|高血圧にもつながる最新循環器診療

    【突然の動悸】急に脈が速くなるのはPSVT(発作性上室性頻拍)かも|症状・原因・治療を循環器専門医が解説

    心房細動とは?Apple Watchで分かる?脳梗塞との関係・治療法を解説|大阪・心斎橋 福本医院

     

    胸痛・胸部圧迫感

    • 胸が締め付けられる
    • 階段で胸が苦しい
    • 胸が重い
    • 左胸が痛い

    狭心症や虚血性心疾患などの可能性があります。

    一方で、

    • 肋間神経痛
    • 逆流性食道炎
    • 自律神経症状

    などの場合もあります。

    症状だけでは判断が難しいため、循環器内科での評価が重要です。

    胸の痛み(胸痛)の原因とは? 内科医が解説する危険な症状と受診の目安 (心斎橋・福本医院)

    息切れ・疲れやすさ

    • 階段で息が切れる
    • 最近疲れやすい
    • 横になると苦しい
    • 夜間に咳が出る

    加齢と思われがちですが、

    • 心不全
    • 不整脈
    • 弁膜症
    • 高血圧

    などが関係している場合があります。

    息切れセルフチェック10項目 危険な息切れの見分け方と受診の目安 心斎橋 福本医院|内科・循環器内科

    むくみ

    足のむくみは、

    • 心不全
    • 腎臓疾患
    • 血管の病気

    などが原因になることがあります。

    「夕方だけだから大丈夫」と思っていても、背景に病気が隠れていることがあります。

    椅子に座り足のむくみとだるさを感じている福本医院公式キャラクター「いのばあ」(心不全の症状イメージ)

    いのばあ「最近、足がむくんでだるいの…これ大丈夫かしら?」

    【片脚のむくみ・急な息切れは血栓?】 深部静脈血栓症(DVT)・肺塞栓症の見分け方|Wellsスコア解説 大阪市中央区 心斎橋 福本医院

     

    健康診断で異常を指摘された

    • 血圧が高い
    • 心電図異常
    • BNP高値
    • コレステロール異常
    • 心雑音
    • 胸部レントゲン異常

    健康診断異常は、自覚症状がない段階で病気を見つける重要なサインです。

    放置せず、一度ご相談ください。

    健康診断で「要再検査」と言われたら? 放置してはいけない理由と受診の目安 心斎橋 福本医院|内科・循環器内科

    📝 健康診断の流れと結果の見方|要再検査と言われたら?受診の目安も解説|心斎橋 福本医院

    健康診断の受け方と結果票の見方|福本医院の健診前の注意点・A〜F判定・血液検査・尿検査を解説

    福本医院で対応している主な循環器疾患

    高血圧

    高血圧は「サイレントキラー」とも呼ばれ、症状がないまま、

    • 脳卒中
    • 心筋梗塞
    • 心不全
    • 腎障害
    • 動脈硬化

    を進行させることがあります。

    家庭血圧も含めて、総合的に評価します。

    【循環器専門医解説】高血圧はどこまで下げるべき?|家庭血圧・morning surge・白衣高血圧まで徹底解説

    🩺 高血圧とは?その定義とリスク

     

    不整脈・心房細動

    脈の乱れには、

    • 良性のもの
    • 治療が必要なもの

    があります。

    特に心房細動は、脳梗塞リスクとも関係する重要な不整脈です。

    Holter心電図などを用いて詳しく評価します。

     

    心房細動とは?Apple Watchで分かる?脳梗塞との関係・治療法を解説|大阪・心斎橋 福本医院

    【突然の動悸】急に脈が速くなるのはPSVT(発作性上室性頻拍)かも|症状・原因・治療を循環器専門医が解説

    突然ドキドキ…それって「発作性上室性頻拍(PSVT)」かも?

     

    狭心症・虚血性心疾患

    「運動時に胸が苦しい」という症状は、心臓の血流不足が原因の場合があります。

    必要時には専門病院とも連携しながら診療を行っています。

     

    胸の痛みがあるのに、検査では異常なし? ― もしかして「INOCA(イノカ)」かもしれません ―

    【心斎橋 福本医院】狭心症・心筋梗塞:虚血性心疾患とは?症状・検査・治療法までわかりやすく解説!

     

    心不全

    高齢化とともに増加している病気です。

    初期には、

    • 息切れ
    • むくみ
    • 疲れやすさ

    など、わかりにくい症状だけのこともあります。

    息切れ・むくみは心不全のサイン?|見逃してはいけない初期症状と最新治療【心斎橋 福本医院】

    【慢性心不全の症状・検査・治療】

     

    心臓弁膜症

    心雑音や息切れから見つかることがあります。

    心エコー検査で評価を行います。

    心臓弁膜症とは?診断・治療の最前線|早期発見と選べる治療法について解説

     

    動脈硬化・脂質異常症

    血管の老化は、無症状で進行します。

    将来的な、

    • 脳卒中
    • 心筋梗塞

    の予防のためにも重要です。

    歯周病は動脈硬化を進める?心筋梗塞・脳卒中との関係|歯科連携で守る血管の健康【心斎橋・福本医院】

    【健康診断でコレステロール・中性脂肪が高い方へ】違い・基準値・治療の目安を循環器専門医が解説|心斎橋 福本医院

     

    福本医院で行っている主な検査

    心電図検査

    脈の乱れや心臓の電気的異常を調べます。

    短時間で行える基本的な検査です。

     

    Holter心電図(24時間〜7日間)

    日常生活中の不整脈を評価します。

    福本医院では、長時間記録可能なHolter心電図にも対応しています。

    リリー看護師が、上半身裸のいのぱぱの胸にOMRON Heartnoteを装着し、防水フィルムを貼っている様子を描いた福本医院オリジナルキャラクターのイラスト。

    リリー看護師が、いのぱぱの胸にHeartnoteを装着し、防水フィルムを貼っているイラストです。
    長時間心電図検査の流れを、患者さん向けにわかりやすく表現しています。

    心エコー検査

    超音波を使って、

    • 心臓の動き
    • 弁膜症
    • 心不全
    • 心肥大

    などを評価します。

    放射線被曝はありません。

    血圧脈波検査

    血管年齢、動脈硬化の程度を評価します。

    福本医院で、いのぱぱが心電図検査とABI検査を同時に受けている3Dイラスト。両腕と両足にマンシェットを装着し、一つの装置で血圧と心電図を同時測定している様子を、リリー看護師が優しく説明している。

    福本医院では、一つの装置で心電図検査とABI検査を同時に行うことができます。両腕・両足の血圧を同時測定し、動脈硬化や血流の状態を確認します。

    血液検査

    コレステロールや糖尿病、心筋梗塞、心不全マーカーなどを確認します。

     

    Apple Watch・スマートウォッチ通知にも対応しています

    最近では、

    • Apple Watch
    • スマートウォッチ

    から、

    • 不整脈通知
    • 高心拍通知
    • 睡眠時無呼吸の可能性

    などが表示され、受診される方が増えています。

    「通知が出たけれど受診すべきかわからない」

    という場合も、お気軽にご相談ください。

    仕事中のいのぱぱが、左手首のスマートウォッチに表示された「不整脈」の通知を見て驚いている様子を描いた福本医院オリジナルキャラクターのイラスト。

    仕事中、いのぱぱのスマートウォッチに「不整脈」の通知が表示されたシーンのイラストです。
    スマートウォッチによる不整脈の早期発見を、親しみやすく表現しています。

     

    福本医院の循環器診療の特徴

    循環器専門医による診療

    専門的な視点から、症状や検査結果を総合的に評価します。

     

    心斎橋駅近で通院しやすい立地

    大阪メトロ心斎橋駅からアクセスしやすく、通勤・通学途中にも通いやすい立地です。

     

    WEB予約対応

    WEBから予約・変更・キャンセルが可能です。

    Web予約ボタン|福本医院のオンライン予約ページはこちら(心斎橋 内科・循環器内科)

    内科診療にも対応

    循環器だけでなく、

    • 発熱
    • 風邪症状
    • 糖尿病
    • 脂質異常症
    • 健康診断

    など、内科全般も診療しています。

     

    動悸・胸痛・高血圧などでお悩みの方はご相談ください

    循環器の病気は、

    「症状が軽いから大丈夫」
    「年齢のせいかな」

    と思っていたものの中に、病気が隠れていることがあります。

    一方で、検査の結果、「大きな異常はありませんでした」と安心につながるケースも多くあります。

    気になる症状や健康診断異常がある方は、大阪・心斎橋の福本医院までお気軽にご相談ください。

     

    有酸素運動とは?|「会話できる強さ」が健康の秘訣|心不全・生活習慣病・ダイエットへの効果を解説

     

    FAQ(よくあるご質問)

    1. 動悸がするときは循環器内科を受診した方がいいですか?

    はい。
    動悸の原因には、ストレスや睡眠不足だけでなく、不整脈や心房細動などの病気が隠れている場合があります。

    2. Apple Watchで不整脈通知が出たら受診した方がいいですか?

    通知が出た場合は、一度循環器内科で評価を受けることをおすすめします。
    実際に不整脈が見つかるケースもあります。

    3. 胸がチクチク痛むのは心臓病ですか?

    肋間神経痛や筋肉痛の場合もありますが、狭心症など心臓由来の胸痛との区別が重要です。

    4. 階段で息切れするのは年齢のせいですか?

    加齢だけでなく、心不全や不整脈、弁膜症などが関係していることがあります。

    5. 高血圧は症状がなくても治療が必要ですか?

    はい。
    高血圧は「サイレントキラー」と呼ばれ、無症状でも脳卒中や心筋梗塞リスクを高めます。

    6. 健康診断で心電図異常と言われました。放置して大丈夫ですか?

    異常の種類によっては精密検査が必要です。
    症状がなくても一度ご相談ください。

    7. BNP高値とは何ですか?

    BNPは心不全の可能性を評価する血液検査項目です。
    高値の場合は心臓への負担が疑われます。

    8. ABI検査とは何ですか?

    ABI検査は、手足の血圧を同時測定し、動脈硬化や血流障害を調べる検査です。

    9. ABI検査は痛いですか?

    血圧測定に近い検査で、大きな痛みはありません。

    10. 心エコー検査に放射線被曝はありますか?

    ありません。
    超音波を使った安全性の高い検査です。

    11. Holter心電図とは何ですか?

    小型の機械を装着し、最長7日間、心電図を記録する検査です。

    12. Holter心電図では入浴できますか?

    福本医院で使用しているデバイスでは、シャワー浴、半身浴が可能です。

    13. むくみは循環器内科で診てもらえますか?

    はい。
    心不全や血管の病気が原因となることがあります。

    14. 心房細動とはどんな病気ですか?

    脈が不規則になる不整脈で、脳梗塞リスクと関係する重要な病気です。

    15. 胸痛が数秒だけでも受診した方がいいですか?

    症状だけで危険性を判断するのは難しいため、不安がある場合はご相談ください。

    16. 循環器内科は紹介状がなくても受診できますか?

    はい。
    福本医院では、紹介状なしでも受診可能です。

    17. 若い人でも循環器内科を受診しますか?

    はい。
    不整脈や高血圧、ストレス関連症状などで若い世代の受診も増えています。

    18. スマートウォッチだけで診断できますか?

    スマートウォッチは早期発見のきっかけになりますが、正式診断には医療機関での検査が必要です。

    19. 循環器内科では生活習慣の相談もできますか?

    はい。
    食事、運動、睡眠、禁煙なども含めて総合的にサポートしています。

    20. 「循環器に行くほどではないかも…」という症状でも相談していいですか?

    もちろんです。
    実際には「軽い症状」から病気が見つかることも多くあります。早めの相談が大切です。

     

    参考ガイドライン・学会

    日本の循環器関連学会・ガイドライン

    日本循環器学会(JCS)
    https://www.j-circ.or.jp/

    日本循環器学会 ガイドライン一覧
    https://www.j-circ.or.jp/guideline/guideline-series/

    日本高血圧学会(JSH)
    https://www.jpnsh.jp/

    日本不整脈心電学会(JHRS)
    https://new.jhrs.or.jp/

    日本心不全学会(JHFS)
    https://www.asas.or.jp/jhfs/

    日本動脈硬化学会(JAS)
    https://www.j-athero.org/

    日本心エコー図学会(JSE)
    https://www.jsum.or.jp/jse/

    海外の循環器関連学会・ガイドライン

    American Heart Association(AHA)
    https://www.heart.org/

    AHA Clinical Practice Guidelines
    https://professional.heart.org/en/guidelines-and-statements

    American College of Cardiology(ACC)
    https://www.acc.org/

    ACC Guidelines & Clinical Documents
    https://www.acc.org/guidelines

    European Society of Cardiology(ESC)
    https://www.escardio.org/

    ESC Clinical Practice Guidelines
    https://www.escardio.org/Guidelines/Clinical-Practice-Guidelines

     

    福本医院

    大阪市中央区南船場3-6-19 心斎橋ワダビル2F
    TEL:06-6125-5652

    完全予約制
    WEB予約対応

     

    福本医院は大阪市中央区南船場にある内科・循環器内科です。

    心斎橋、長堀橋、本町、四ツ橋から徒歩圏内にあり、新町・堀江・立売堀をはじめ大阪市西区からも多くの患者様にご来院いただいております。

    動悸、不整脈、胸痛、息切れ、高血圧などでお困りの方は、心電図、ホルター心電図、心エコー検査などを活用しながら診療を行っております。気になる症状がある方や、心電図など健康診断で異常を指摘された方はお気軽にご相談ください。

     

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    この記事の監修

    福本医院

    院長 福本 淳

    内科・循環器内科

    平成9年 神戸大学医学部医学科卒

    医学博士

    循環器専門医(登録番号15490)

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    当院について

    外国人患者様へのご案内|完全予約制・日本語診療について / Information for International Patients

     

    2026.05.27 , , , ,

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