最終更新日 2026/9/12

この記事のポイント

  • 大阪市の定期接種(公費・無料)で受けられるのは高校1年生相当まで。期限は2027年3月31日です
  • 高校1年生でまだ1回も打っていない場合は3回接種が必要で、標準的な間隔だと1回目は2026年9月中が目安です
  • 最短の間隔で組んでも、1回目は2026年11月26日あたりが実質の最終ラインになります
  • 予診票が見当たらなくても大丈夫です。当院にご用意があります(保護者の方の同伴が条件になります)
  • シルガード9は在庫があり、ご予約いただければその日に接種できます

 

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対象になるのはどなたですか

大阪市にお住まいで、小学6年生から高校1年生相当の女子が、子宮頸がん予防(HPV)ワクチンの定期接種の対象です。

高校1年生相当とは、平成22年4月2日から平成23年4月1日生まれの方を指します。

公費(無料)で受けられる期限は、高校1年生相当の年度末にあたる2027年3月31日までです。この日を過ぎると全額自己負担になります。

なぜ「3月31日まで」ではなく「9月中」なのですか

期限までに3回すべてを打ち終えている必要があるからです。1回目さえ間に合えばよい、という制度ではありません。

そして高校1年生からこれから始める場合、接種は3回になります。9価ワクチン(シルガード9)を2回で終えられるのは1回目を15歳になる前に受けた場合に限られ、高校1年生はすでに全員15歳以上だからです。

標準的な接種間隔は、1回目から2か月後に2回目、1回目から6か月後に3回目です。3回目を2027年3月末に置いて逆算すると、1回目は2026年9月末。ここから「9月中に1回目を」という目安が出てきます。

ふくぼ先生が9月・11月・3月のカレンダーを示し、いのすずといのぱぱにHPVワクチンの接種日程を説明するイラスト
標準的な接種間隔の目安。1回目から約2か月後に2回目、約6か月後に3回目。

間に合う日程の具体例

余裕をもって組む場合

  • 1回目 2026年9月30日
  • 2回目 2026年12月1日
  • 3回目 2027年3月30日

2回目の目安となる11月30日は月曜で休診のため、この例では翌日の12月1日に設定しています。

最短で組む場合(これ以上は後ろにずらせません)

  • 1回目 2026年11月26日
  • 2回目 2026年12月26日
  • 3回目 2027年3月31日

最短で組むときに気をつけていただきたいこと

最短の接種間隔は、1回目から2回目まで1か月以上、2回目から3回目まで3か月以上と決められています。合計すると4か月です。

ただしこの組み方には予備日がほとんどありません。体調をくずして1回ずらしただけで3回目が年度を越え、その回だけ自費になります。間には年末年始の休診もはさみます。

もうひとつ、「1か月後」は翌月の同日以降を指します。翌月に同じ日がない場合は翌々月の1日になります。たとえば10月31日の1か月後は12月1日です。月末に1回目を受けると、この決まりで日程が後ろにずれることがあります。

最短で組まれる場合は、1回目を受ける日に2回目と3回目の予約も一緒にお取りください。あとから取ろうとして枠が埋まっている、という形で間に合わなくなるのが一番多いパターンです。

予診票が見当たらなくても接種できます

大阪市からは令和8年7月17日に、中学1年生と高校1年生相当の女子の保護者宛てに、お知らせ・予診票・リーフレットが郵送されています。お手元にあれば、それをお持ちください。

見当たらない場合も、当院に予診票をご用意していますので、再交付を待っていただく必要はありません。大阪市にお住まいであることと生年月日が確認できるものをお持ちいただければ、その日に接種できます。

期限が迫っている時期に、予診票を探すところで止まってしまうのがいちばんもったいないので、まずはご予約のうえお越しください。

ご来院時にお持ちいただくもの

  • 大阪市から届いた予診票(お手元にある場合)
  • 健康保険証など、大阪市内の住所と生年月日が確認できるもの
  • 母子健康手帳(これまでに1回でも接種したことがある場合)

母子健康手帳は、過去の接種回数とワクチンの種類を確認するためのものです。見つからない場合は、接種した時期と回数をお聞かせいただければ結構です。

小学6年生のときに1回だけ受けていた、というケースは実際にあります。その場合は残りの回数が変わりますので、記憶があいまいなときはご相談ください。

保護者の方の同伴について

16歳未満の方は、保護者の方の同伴が必要です。

16歳以上の方も、当院の予診票を使う場合は保護者の方の同伴をお願いしています。予診票の保護者署名欄に、その場でご署名いただく必要があるためです。

保護者の方がご一緒に来られない場合は、大阪市から届いた予診票に保護者の署名を済ませたものをお持ちください。この形であれば、16歳以上の方はご本人だけで接種を受けていただけます。

高校1年生は15歳の方と16歳の方が混在します。判断の基準は接種日の年齢ですので、ご予約の際にお知らせください。

福本医院での接種について

処置室でリリー看護師からHPVワクチンの接種を受ける高校1年生のいのすず
リリー看護師からHPVワクチンの接種を受ける、高校1年生のいのすず。

当院は大阪市の委託医療機関です。定期接種の対象期間内であれば、自己負担はありません。

取り扱っているワクチンはシルガード9(9価)です。在庫がありますので、ご予約いただければその日に接種できます。

ご予約はWEB予約またはお電話で承っています。

WEB予約をお使いの場合、予約メニューで「その他のワクチン」をお選びください。「HPV」や「子宮頸がん」という項目名では出てきません。ここで迷われる方が多いので、先にお伝えしておきます。

3回分の日程をまとめて決めたい場合や、ご不明な点がある場合は、お電話のほうがご案内しやすいです。

診療時間は10時30分から14時30分、16時30分から19時30分です。水曜は午前のみ、土曜は15時30分までとなります。休診日は月曜・日曜・祝日です。

接種の前に知っておいていただきたいこと

HPVワクチンは、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルスの感染を防ぐワクチンです。海外の調査では、接種を受けた集団で前がん病変や子宮頸がんが少なかったことが報告されています。

一方で、接種後に接種部位の痛み・腫れ・赤みが生じることがあります。接種直後に血管迷走神経反射による失神が起こることがあるため、接種後30分程度は院内でお休みいただきます。まれに広い範囲の痛みやしびれなどが報告されています。気になる症状が続く場合はご相談ください。

ワクチンの中身、効果、副反応については別の記事で詳しく説明していますので、あわせてご覧ください。

子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)とは?シルガード9の効果・副反応・接種方法

定期接種として受けた場合は、予防接種法に基づく健康被害救済制度の対象になります。窓口はお住まいの区の保健福祉センターです。

子宮頸がん予防(HPV)ワクチンの接種について(大阪市)

厚生労働省 予防接種・ワクチン情報

厚生労働省 予防接種健康被害救済制度

よくあるご質問

高校1年生のうちに3回打ち終えられなかった場合はどうなりますか

残りの回は全額自己負担になります。1回目と2回目が期間内であっても、3回目が2027年4月1日以降になれば、その3回目は自費です。

WEB予約のどの項目を選べばよいですか

「その他のワクチン」をお選びください。ワクチンの種類ごとの項目にはなっていませんので、備考欄に「子宮頸がんワクチン(HPV)」とご記入いただけると準備がスムーズです。

大阪市以外に住んでいる場合はどうなりますか

定期接種は住民登録のある市町村の制度です。対象年齢の考え方は全国共通ですが、予診票の発行や委託医療機関の範囲はお住まいの自治体によって異なります。まずはお住まいの市町村にご確認ください。

今は15歳ですが、途中で16歳になります。同伴はどうなりますか

判断の基準は接種日の年齢です。1回目は15歳で保護者同伴、2回目以降は16歳になっていてご本人だけ、という形になることがあります。ただし当院の予診票を使う場合は、16歳以上でも同伴をお願いしています。

1回目だけ他の医療機関で受けています。続きを当院で受けられますか

受けられます。これまでに接種したワクチンの種類と日付がわかるものをお持ちください。原則として同じ種類のワクチンで3回を揃えます。

市から届いた紙の予診票をあらためて取り寄せたいのですが

各区の保健福祉センターの窓口、または大阪市行政オンラインシステムで再交付を申請できます。オンラインの場合は届くまでに2〜3週間かかりますので、期限が近い時期は当院の予診票をお使いいただくほうが確実です。

福本医院(大阪市中央区・心斎橋)

内科・循環器内科

大阪市中央区南船場3-6-19 心斎橋ワダビル2F

📞 06-6125-5652

福本医院は大阪市中央区南船場にある内科・循環器内科です。大阪メトロ御堂筋線・心斎橋駅から徒歩2分、なんば(難波)からは1駅です。長堀橋・本町・四ツ橋からも徒歩圏内で、新町・堀江・立売堀をはじめ大阪市西区からも多くの患者様にご来院いただいております。

 

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